見出し画像

「読んだら忘れない読書術」を読んだ感想

どうも、ヤマです。
突然ですが、皆さんは、自分が読んだ本の内容を人に伝えることができますか?

少なくとも僕は苦手です。
なぜなら読んだ本の内容って、意外と覚えていないことが多いからです。

じゃあどうすれば記憶することができるか知るために、精神科医で有名な樺沢紫苑さんの「読んだら忘れない読書術」という本を読みました。

とりあえずタイトルに釣られて購入してみましたが、本書には「こうすれば記憶に残る」という読書の方法が具体的に書かれていました。
例えば、今こうして読んだ本の内容をNoteに書いているのも読書術の1つです。

読んだ本の内容を忘れてしまうというのは非常に勿体無いことだと分かっていながらも、それを防ぐやり方を知らないまま読書をしてしまうのはもっと勿体無いということを本書から学びました。

というわけなので、この記事では本書を読んだ感想を紹介していきます。
感想文を書くのは学生の時から苦手でしたが、とりあえず自分なりに書いていこうと思います。

ざっくりとした内容

本書は下記8つの章で構成されています。

  1. 読書をする必要性とメリット

  2. 「記憶に残る読書術」の3つの基本

  3. 「記憶に残る読書術」で重要な2つのキーワード

  4. 実践の仕方

  5. 本の選び方

  6. 電子書籍の読書術

  7. 本の買い方

  8. 樺沢さんがおすすめする本

感想

読んで感じたこと、得られたことは下記になります。

  • 本は楽しんで読むのが大事

  • 読書はメリットだらけ

  • 自分が理解できるレベルの本をコツコツ読めばいい

  • とにかくマーカー引けば記憶できる

  • 読んだ後にアウトプットすることで記憶しやすい

読書術のテクニック云々より、何より響いたのが「ただ楽しく読むだけで記憶しやすい」ということです。

樺沢さんは月に30冊以上の本を読むのですが、その理由が「楽しいから」だそうです。
非常にシンプルな回答でしたが、自分が読書を苦手と思っていた時期を思い出したら納得できました。

今でこそ、自分の好きなジャンルの本を読むことを楽しんではいるのですが、学生時代は読書が苦手でした。

文字を読むのが面倒だし、それよりも遊んでいた方がマシと思うくらい、自分の中で読書の価値が低いものになっていました。

今になって思うと、「本を読んで何かを得たい、ワクワクしたい」という感情が無かっのが原因かもしれません。

例えば漫画だったら先の展開が楽しみで、一気に読めますが、それってワクワクしているからという単純な理由なんですよね。
昔の自分は、そういうワクワクを感じられる本に出会えなかったから、読書は苦手なものという意識が離れなかったのだと思います。

他にも、「楽しむ読書じゃなければ自己成長できない」という文章が自分には刺さりましたね。

仕事においても、義務感で仕事しても成長できている感覚ってほぼ無いと思います。
僕は現在ITの仕事をしていますが、正直なところワクワクできていないです。

楽しんで仕事している人はどんどん結果を出していますし、成長しているように見えます。

読書も同じで、つまらないと思う本は脳みそに記憶するだけ無駄だと判断してしまうもので、すぐに忘れます。

要は、自分が積極的になれるかどうかが大事なんだと思います。
自分のために読む本というのは、自分が知りたい知識とノウハウを知れることができて得した気分になれるので、積極的に読みたくなりますよね。

読んだ本の内容が頭に入らないとしたら、単純にレベルが自分に合っていないということなので、自分に合うレベルの本の探し方も書かれていて参考になりました。

本にマーカー引いたり書き込むことも記憶に定着しますが、効果がありそうだと思ったのは感想を書くことですね。
読むときに読書感想を書いたりレビューすることを意識して読めば、その本をアウトプットするためにインプットできるので、普通に読むより頭に入りやすいみたいです。

この感想文を書くことで、どれくらい記憶に定着しているのか楽しみです。

どんな人にオススメか

内容を見るに、本をあまり読まない人からそこそこ読む人に向けて書いていると思います。

流れが分かりやすいので、読書が苦手な人でも理解しやすい内容だと思います。

まずは読書の必要性をしっかりとインプットさせ、その後に読書術のやり方と実践方法を教えてくれるので話が入りやすかったですね。

8章で樺沢さんがオススメする本も、非常に興味深い内容のものが多いので、それを知れるだけでも得した気分になれます。

とにかく、この本書を読めばどんどん読書が楽しくなれますし、もっと本が読みたいと思えるようになるんじゃないかと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?