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ステーキ丼→太宰府→地下音楽

今日は初めてご飯屋に並んだ。
地下鉄赤坂駅から徒歩1分のところにある「ニクゼン」
佐賀牛のステーキ丼850円で、ご飯300g肉150gと、近頃意識して少食にしてる自分には満足な量と、何よりレアのステーキが旨い。40分ほど並んだ甲斐あったけど、帰りには行列はほぼ消えていた。どうやら限定40食の「特盛」に皆群がっていたようだ…

気を取り直して、午後は太宰府へ。
実は福岡に4年半住んでいながら、太宰府に行くのも初めて。

毎年菊の品評会が開かれているらしく、なんとも見事な菊がいやはや。これら、ブロック毎に、高さに差をつけて段々にしてたり、全体で一つの作品みたい。

この1スパンが1人の手によるもの。他にも小さな品種を組み合わせたものなどあって、見応えがあった。

盆栽もまた見事。

次はご存知太宰府天満宮(写真はナシ)と、その宝物殿。
天満宮では御手洗で清めはしたけど、行列が長くて本殿への参拝はせず。どんまい。
奈良で御朱印も集め始めたんだけど、御朱印帖を忘れ。どんまい。

で、この写真は、偶然やってた写真展「OTANI NIEUWENHUIZE」これは日本の写真家大谷臣史と、オランダの写真家ヨハン・ニューウェンハウゼンによる共同作品展で、2人が同じ場所で別々に写真を撮り、それらを並べ、共通点や差を探していくというもの。これはかなり面白くて、フロアの展示だけでなく、フォトブックも手に取って見て欲しい。

知らなかったんだけど、太宰府天満宮アートプロジェクトっていうのがあって、何年か前から、現代アート作品を太宰府天満宮のPRに取り入れてきてるのね。
で、みかけたのが「ARATAちゃん」
ライアン・ガンダーというアーティストによる、かわいい女の子のキャラクターで、ストラップも売ってた。これがこの前僕も行った、岡山芸術交流でコラボされていて、そういえば、天神の学校跡の施設のミュージアムショップに、このARATAちゃんデザインのきびだんご売ってました。
繋がってるなぁ…

そして今日のメインイベントへ。

「京都 高山寺と明恵上人 鳥獣戯画」展
ものすごい人!
なんと60分行列に並んだ。
行列を見て帰っていく家族もいたものの、大盛況で、展示の部屋に入ってみれば、割とゆったりと作品を鑑賞できた。
鳥獣戯画、間近で見ると、細かな筆遣いや、墨の濃淡であのコミカルな動物達が巧みに描かれているのが分かる。待ち時間のために図録(2500円)も買ったんだけど、原寸大くらいまで拡大された写真もあって、こちらもオススメ。

しかし、鳥獣戯画は謎が多く、この展示を観ても、結局明恵上人との関連はよく分からず…
まあ、面白かったからよし。これで今後また新しい発見があったときに、ニュースを深く楽しめるだろう。

最後の30分で常設展示にも。
さすが国立博物館というだけあって、すごいボリューム。
帰りがけに見覚えのあるシャブティ(エジプトの手のひらサイズの棺桶のようなもの)を見かけてプレートを見たら、なんと岡山市立オリエント美術館から来ていた。この前そのオリエント美術館の常設展示も見たばっかりで、よく見ると他にもたくさん。
こういうところも繋がっているのだなぁ。

という感じで、福岡に住んでいるうちに福岡を見ておく旅シリーズ、今日も楽しかった。

これは国立博物館の、ジャッキーチェンの映画に出てきそうな構造。笑

長くなってしまったので、また後半を明日にでも書くかもしれない…

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