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護身術、始めました。

まず動機としては、単に身体を動かしたい、できれば、演劇に応用したい、というもので、最初はヨガをやろうと思ってた。
しかし、剣道有段者の自分としては、久しぶりにスポーツというか、もう武道をやりたいと思って、合気道とか柔術とか「福岡 武道」で色々検索したところで偶然見つけた「護身術」 やるしかねぇ。

今3回ほど通ったんだけど、これがめちゃくちゃ面白い。
今日教わったのは「合気」、まさに合気道の中心になる概念だが、まだよく分かってないのでまたこんど。

今は技の仕組みと形を学んでいるところ。
月一のセミナーに出ればもっと深いことや、最新の技(護身術のすごいところは、日々技が更新されていく点!より合理的に進化していく!)を学べるらしい。楽しみだ。

基本的には、相手の「手首」を支点に、体幹を使って引き倒したりする技が多く、基礎を学べばどこを掴まれても対処できる。

そして大事なのは、これは戦うための技術ではなく、身を守るための技術であるということ。

つまり、掴まれる前の段階が最も重要で、掴まれた瞬間に窓拭きの動作でいなす(ベストキッド参照とのこと)、腰を引き腕を前に出して円運動させることで相手の力のベクトルを変える(ナイフを持つ相手に有効)、などがある。

ちなみにこの窓拭きの動作は、目を閉じても可能。
両手と振動や聴覚を使って、相手がどこにいるかを察することができる。目を開けていると、どうしてもフェイントに惑わされたりするため、まずは視覚以外の感覚を研ぎ澄ますための訓練であるという。

身体の使い方、いずれ習う呼吸法、ヨガにも(スタニスラフスキー・システムにも)通じるかもしれない、エネルギーなど、演劇に応用できることを学べる予感がしているし、何より自分の身体・精神面での鍛錬になることを期待している。

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