twitterのサードパーティアプリ閉め出しのサードパーティアプリとは?
まさしく寝耳に水の出来事でした。
1月20日、twitterがサードパーティアプリを全面的に禁止するとのニュースが報じられた。
Twitter、サードパーティアプリを禁止 - Impress Watch
かく言う、僕もTwitterを愛用していて、且つ専用のアプリを作っているので他人事ではありません。
ちょうど1週間ほど前からユーザ数の多いアプリを中心に動かなくなったなどの報告がありましたが、その答えがこれでした。
これを受けChange.orgには抗議のプロジェクトも立ち上がっています。
キャンペーン · Twitter should stop killing 3rd party clients · Change.org
サードパーティアプリとは?
ところで普段ITに関心のある方や開発に関わりのある方以外にはサードパーティアプリという言葉に馴染みがないかもしれません。
サードパーティアプリとは公式以外のアプリを指す言葉です。
僕が作っているスイートツイートもこれに当ります。
なぜセカンドパーティアプリではない?
ファーストパーティアプリは当然公式アプリです。今回の件でいえばTwitter公式アプリです。
でわなぜそれ以外が順番を通り越してサードパーティアプリと呼ばれるのでしょうか?
セカンドパーティアプリは公式の承認を受けた言わばサブの公式アプリです。
とは言う物の僕はセカンドパーティアプリに当る物が思い浮かびません。
世の中に出回っている公式以外はほとんどサードパーティアプリと考えられます。
サードパーティアプリにも2種類存在
ところでサードパーティアプリにも2種類あるといえます。
1つは公式の承認を得て開発用のIDが発行されて開発しているケース。
もう1つはなんだかの手段で必要なデータを引っ張ってきて非公認で開発しているケース。
Twitterの件は全社に当ります。
(後者は閉め出されても文句はいえません。)
公式にデータへのアクセスが認められ開発していたアプリを予告なく閉め出した、というのが今回の話です。
問題点
今回の決定は開発者向けの規約には違反はしていないようです。
が、アプリ開発で生計を立てていた人や公式の不便さを解消し生活の中で便利にTwitterを使用していたユーザへの影響は避けられません。
Twitterの思惑は色々あるにせよ、開発者への事前の通達や本社が抱える問題を解決するための手段は他にもあったはずです。
僕の思い
日常的に情報収集とコミュニケーションでTwitterを便利に使っています。
が、公式アプリやウェブでは操作性に欠けるためスイートツイートを作りました。
そして過去に何度もTwitterの情報に助けられています。
東日本大震災のとき、僕は池袋にいて帰宅困難者になりました。
世の中の状況がわからず困っていましたが、これを解決したのがTwitterでした。
爆弾低気圧の影響で電車が止まったときもTwitterで状況を把握しながら帰宅することができました。
他にも色々あります。
これらはもちろん公式アプリでもできることですが、決してアクセシブルではありません。
スクリーンリーダーを使って素早くストレスなく情報を読み取れるようスイートツイートを作りました。
様々な実態を抱えたユーザが同じように情報にアクセスできることは理想ですが、実際には難しいです。
そこを埋めるのがサードパーティアプリの1つの役割だと考えています。
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