【やまブログ温泉日記】~おんせん珍道中~
12月2日(月曜日)快晴
休館日以外はほとんど毎日利用している『ゆらり内海』。特に月曜日はほとんど客がいなくて、のんびりゆっくり利用できる☺️。
時刻は昨日同様18時。客は私を含めてたった5人。どれも見知らぬ人ばかりで、常連客はいなかった。少し物寂しさを感じながらも、身体を綺麗さっぱり洗い流して、塩湯に浸かり、再びシャワーで塩気を洗い流してから、いざサウナへ向かう。
誰もいないと思っていたサウナに、1人だけ先客がいた。「あっ、この人は😳」と驚きつつも、「こんばんは、ご無沙汰です」と声をかけると、「あっ、しばらくぶりです。何かあったんじゃないかって心配してたんですよ!」と返された。
「いやぁ~、最近よそ者が多かったから、ちょっと避けてたんですよ。それと親子連れもね」と話すこの人は、宇和島市内のとあるガソリンスタンドの店長さんだ。スタンドは夜7時まで営業しているが、本人は17時に上がり、後はスタッフに任せて温泉に通っているそうだ。歳は70前後で、いつもの『オッサン』と同じく小柄で痩せ型の体型だ。
「今日ここに来るまではどこに行ってたんです?」と尋ねると、店長は「ぽっぽ温泉やユートピア。やっぱりサウナがないとね」と答え、その後、一旦サウナを出て水風呂へ。そしてまた再びサウナに戻ってきた。
この店長さんは大のサウナ好きで、最低でも5回は出たり入ったりを繰り返すツワモノだ。「さあ、そろそろ主(ぬし)が来るよ!真ん中を空けとかないとね🤭」と笑う。
主とは、言わずと知れた『オッサン』のことだ。ここでは『オッサン』と表記しているが、私たち常連客の間では陰で「主」と呼んでいる😁。
そうこうしているうちに、サウナの外からこちらに気づいた『オッサン』が手を上げてやってきた。「こんばんはー、おっ😳今日は常連二人のお出迎えか!またよからぬ噂でもしとったんやろ!!」と、いつもながら勘が鋭い😅。
「なぁーに、もうそろそろお見えになる頃じゃないかと思いましてね。真ん中の指定席を空けとかないとって、今、彼と話してたところだったんですよ」と、店長がすかさず詫びを入れる。
『オッサン』は「ケッ」と一言言った後、「このサウナの中ではアンタが1番よ!アンタほどサウナが好きな人はこの中にはおらん。今日は譲ってもろたけんここに座るけど、本当やったらアンタがここに座るべきや」と言って、どかっと腰を下ろした。
「そりゃあどうも失礼しました。じゃ、もう上がるんで、おやすみなさい」と店長は言い残し、サウナを後にした。
今夜も『オッサン』のうっちゃり勝ちー✌。