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[高校野球]春季東海大会の注目選手を紹介#8

おはようございます!かっちゃんです!

今回は5/20から始まる2023年度の春季東海大会で個人的に注目している選手を3人紹介していきます!

まず1人目の注目選手は加藤学園の吉川慧投手。

彼はこの春から加藤学園のエースナンバーを背負う左投手です。

130キロ前後の直球とキレのいいスライダーで三振を量産し春季静岡県大会で好投。
野球部創部初の県制覇に貢献しました。

県大会で見せた大胆かつ繊細な投球は素晴らしく百戦錬磨の雰囲気も感じさせるものがあったんですが、実は彼は春までは控え投手でした。

冬場は、課題だった球速と球威の向上を目指して
長い距離での投げ込みを徹底してきたらしく
その努力が見込まれてのエース抜擢だったみたいです。
紆余曲折ある中で掴みとった春のエースナンバー。
冬場につけた球威と空振りのとれるキレを武器に
東海大会でも好投してくれることでしょう!


そして次、2人目に紹介するのは
津商業の松田空知投手。

松田投手は長身のサイドスロー右腕。※182㎝

足を大きく曲げて身体をグッと捻り、独特の腕の出どころ投じる球はかなりのクセがあり
まさに「打ちにくそうな球」といった感じ。

さらには球速は140キロも超える事があり、制球力が低いわけではないものの適度な荒れ球。

これは強豪校相手でもかなり捉えきるのは難しそう…
そんな感じの個性派投手です。

ただ、そんな彼もここまで決してスター街道を歩いて来たわけではないんです。

彼は中学時代は合同チームでないと公式戦に出られないほどの少人数の野球部に所属していました。
中学時代はチーム事情から様々なポジションを守っており、本格的に投手に専念しだしたのは高校に入ってから。
それなのにここまでの逸材へと成長を遂げたのは
間違いなく彼の努力とポテンシャルの賜物。

秋の東海大会でも魅力的な投球を見せてましたが、この春の東海大会ではそれ以上の投球に期待しています。


そして最後、3人目に紹介する選手は
至学館の伊藤幹太投手です。

彼はプロ注目の本格派右腕。
今年の至学館の頼れる絶対的エースです。

春季愛知県大会で1番衝撃を与えたのが準決勝の愛工大名電との一戦。
愛工大名電といえば昨夏の甲子園大会でベスト8に進出した全国屈指の強豪校。

そんな強敵相手に先発した伊藤投手はなんと2安打完封。
この時の投球はどこをとっても非の打ちどころがない内容でした。

彼は最速145キロと球速も魅力的なんですが、1番注目しているのはその制球力。
相手がどこであれ、いかなる場面でも無駄な四死球を出さない。
なので連打を浴びても失点に繋がらないんです。

上背もあり、これから球威がさらに増していくと一線級のレベルでも活躍できるそんな逸材だと感じました。

彼の投球次第では激戦区である愛知県の夏を制する可能性もありそうです。

まずこの春の東海大会で好投して、夏にむけて弾みをつけてほしいですね。


といった感じで今回は春季東海大会で特に注目している選手を3人紹介させて頂きました。

春季大会は甲子園直結の大会ではないものの、やからこそ見れる戦い方、選手起用が沢山あって面白いです。

センバツ、選手権だけでなく地方大会、地区大会からチェックしてみるとさらに高校野球の魅力を見つけることができるでしょう。

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