中医学と薬膳を通して次の世代が幸せになれるように
先月還暦リーチ（これを勝手にレッドカーペットリーチと呼んでいます笑）になりました。
ここまで生きて来ると、それまでと少し考え方が変わって来たのを感じるのです。
1.漠然といつなんどき、命が終わっても不思議はない
2.物欲的にめちゃくちゃ欲しいものが特にない
3.やりたいことは自己実現
こんな感じになって来ました。
これが、子供が未成年だった時は、自分が死ぬときのことなんて考えもしなかったし、子供を社会に出してやって行けるように育てることに必死でしたし、欲しいものを子供のために我慢することもありました。
で、いったい何にお金を使うと満足なんだろうと考えたら、自己実現かなと思うのですよ。
自己実現とは、なりたい自分になること。
物理的な満足ではなく自己満足ではあるけれど、自分の目指す姿になれるように努力や学びをするためにお金を使うことなら、全く躊躇は無いということ。
で、これから残りの人生何をやって行くのかと考えた時、次の世代の子供のためになることをやりたいと考え始めました。
物理的なことはある程度満足できている
若い時は、欲しいものだらけで、洋服、靴、バッグ、アクセサリー、見るもの見るもの欲しいものばかり。
20～30代なんて欲しいものを買うために働いていたようなものです（笑）
子供が生まれてからは、子供の服や靴、そして少し大きくなると子供の習い事にお金を使うようになります。
子供は今は大学生。学費は出していますがそれ以外はバイトで賄ってもらっています。限られた資金の中でやりくりするのは世間に出てからの練習ですから。
雨風防げる家はある。
服や靴も断捨離しなければならないほどある。（徐々にシンプルにして行っています。）
贅沢なもの、高級な物を食べなければ毎日食べるものには困らない。
生活して行くために、お金は必要ですがあればあるだけ欲しいとは思いません。
今まだ子供に教育費がかかる年代だったり、家を持とうと思うならもっともっとと思うのかもしれませんが・・・
そりゃ上を見たらキリがありません。けど、物理的な事はある程度満足できて来ました。
次に何をするのか？
では、もう何も目的は無いのかというとそうではなくて、次の世代や若い人のために何かを残したいという願望が強くなって来たのです。
それは、私の専門分野であれば中医学の知識や薬膳の知恵で、健康をキープできる人を少しでも多くすることです。
食べると良いと思って食べ続けているものが、不調の原因になっていたり
ある健康法を信じ切ってストイックに続けていることで不調から病気になってしまう人もいます。
体は常に一定ではありません。
なので、常に変化を観察しなければならないのに、自分の体の変化に気づかない人が多いのです。気づかないふりをしている人もいるし、本当に気づかない人もいます。
体は薬で治すものではなく、そもそもなるべく具合が悪くならないように働くカラダの仕組みがあるのですよね。
それが機能しなくなる。
その原因はストレス、休息を取らな過ぎ、カロリーオーバーなのに栄養不足など様々です。
病気になってから薬で治す時代は2025年以降変わってくることが予想できます。
(参考）医療と介護を取り巻く現状と課題等（厚生労働省参考資料）
なので、病気になってからお金を使って薬で健康に戻すのではなく、早く気づいて（早い段階=ちょっとした不調=未病）早めに戻せるようになって欲しいのです。
薬を飲んだり医療機関にかかるまでの状態になっていない
薬膳を始めてから、気づけば薬を飲んだり医療機関にかかるような状態になっていないことに気づきました。
たまには疲れて早くから寝ている日もありますが、年齢を言うと驚かれるのです。だって来年レッドカーペット。それは紛れもない事実ですから（汗）
30代、40代の時の様には動けませんが、そこは経験と工夫で何とかできます。
医療費にかかる費用は他のことに使えています。
何より病院に行く時間、待合室で待つ時間、それを他のことに使えている訳です。
これが一番ありがたいことですね。
私だからできるのではなく、誰でも知識を持って実践すればできること。
そしてこれは早ければ早く始めた方が良いのは明らかです。
なので、毎日声を大にしてあちこちで発信している訳です（笑）
次の世代のためにもっと大きなことを考えて行きたい
健康のこともそうですが、私達の子供やその子供たちの時代、30年後の2050年には、このままだと地球温暖化が進みシベリアなどの永久凍土が溶け出すことが言われています。
そうなると凍っていた知らない細菌やウイルス、メタンガスが発生する恐れがあります。
子供が外で安全に遊べなくなるほどの暑さ、野外で労働できる時間が3割から4割も減少して外出が死に繋がるほどになるかもしれません。
そうなったら、お金があっても幸せでしょうか？
幸せに暮らすって何でしょうか？
これからそういう視点からも中医学、薬膳をお伝えしていこうと思います。
次の世代が幸せになれるように、さらに深く愛を持ってお伝えして行きますね。
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