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あなたはどんな人?漢字1文字で表すとどの字がピッタリか?

個人事業主として薬膳講師を始める時に、屋号は必ずしも必要ではありません。

開業届を出すときも、屋号を書く欄はありますが、必須ではないんですね。

国税庁のサイトから用紙はダウンロードできます。

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ここに書かなきゃならないと焦って屋号をつける必要はないという訳です。

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これから、他の事業展開もあるかもしれないなら、あまりに今の職業に限る屋号にしない方が良い場合もあります。

例えば、店舗だったとして〇〇ラーメンと名乗って、名刺からホームページから統一して、〇〇ラーメンの人というイメージがついた後、占い師も始めることになったとしたら、その屋号ではイメージがちぐはぐになってしまいますよね。かなり極端な例ですが(笑)

屋号と店名は同じでなくても良い

でも、屋号と店名は同じでなくても良いのです。

〇〇企画が屋号で、ラーメン店を事業としているなら〇〇ラーメンが店名と言う具合です。

けれども、イメージが付きやすいものでその屋号を何かに使うのであれば
事業が限定されてしまうものは避けた方が良いかもしれません。


長く使えるものにした方が良い

屋号を前面に出して仕事をして行こうと思うのであれば、長く使えるものにした方が良いです。

例えば、今は幼稚園のお子さん向けの講座をやろうと思って屋号を決めたとします。

ずっと小さいお子さんのいるお母さん向けでやって行くならそれでいいのです。お客様のターゲット世代がそこならってこと。

もし、仮に「笑顔ママ〇〇」という屋号だったとしましょう。

自分が今は幼稚園に通うお子さんのお母さんだったとしても、お子さんは成長してそのお母さんの世代も変わって来ます。

せっかく通って下さるそのお客様(受講生の方)が通いやすい屋号の方が良くないですか?

お子さんが20歳を越えて、かつて「笑顔ママ」がぴったりだったお客様も
「笑顔ママ」がしっくり来ない世代になっています。

ターゲットがずっと変わらないなら、その世代のお母さんが惹かれる屋号が良いと思いますが、自分も年を重ねるしターゲットが変わるかもしれないのであれば長く使える屋号がおすすめです。

助産師さんが開催されている子育てサークルや子育てアドバイスなどは、何十年経っても対象は乳幼児を持つお母さんです。

なので、こういう場合は、もしご自身の年齢とお客様の年齢が近い時に屋号を決めたとしても、長く使えて年数が経っても違和感なく使えそうです。


屋号を決める時、変わったものにし過ぎない

屋号を決める時、カッコいいもの、フランス語?英語?なんていう視点で決めると、発音してもらえないし、発音が分からないと検索もされません。

私の失敗例ですが、漠然と、暮らしたことがあって私の人間形成に少なからず影響を与えたイタリアの言葉を名前にしてしまいました。

Regalo della Naturaと言います。レガーロ・デッラ・ナチューラ。
カタカナで無理矢理書いたらこうなります。

でも、デッラと言うのかデラと言うのか、ナチューラなのかナチュラなのか
アルファベットで検索するのか、カタカナで検索するのか?

そこまで全く考えていませんでした。
当時は薬膳ではなく、アロマテラピーインストラクターでしたから、自然からの贈り物(Regalo della Natura)はピッタリだと勝手に思っていたのです。

なので、この屋号を使うことはありません。
領収書も自分の氏名でいただいています。

意味ないじゃん!!になってしまうのです。


自分を感じ1文字で表すとどうなる?

あんなにあっさり(深く考えていなかったので)決められた屋号ですが
今変えようとすると、考えることがいろいろあって本当に難しい。

そんな時、一つの方法として自分と言う一人の人をやっている仕事も含めて
漢字1文字で表すとどうなるか?

あなたを良く知っている人に聞いてみるのも良いかもしれません。

それがたとえ屋号に使えなかったとしても、あなたの気づかないあなただけにしかない強みに繋がるかもしれないからです。

マーケティングで言うUSP(ユニーク・セールス・プロポジション)に当たり、他にはない唯一の個性であり強みです。

私自身も、薬膳講師活動をするにあたり、自分がこれまで歩んできた道すじと経験を重ね合わせて、私にしかできないことを私の言葉でお伝えすることができるようになりました。

それは、このUSPを徹底的に考えさせ、いつもそこに立ち返ることをご指導くださった方のお陰です。

改めてその方のことはご紹介します。
まずは、そこまで行くまでに屋号を持っている人も、屋号?あった方がいいよね?と今、まさに考えようとしている人も立ち止まって振り返ってみてください。

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あなたは何をする人で、他の人にはできない何を提供できますか?
あなたでなければならない理由は何ですか?

合わせてマガジン【講師の手帳】もお読みいただけたら嬉しいです。

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