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本の表紙をブログやSNSにアップしても問題ない?

昨日、西太后について書かれた本のご紹介をこのnoteでしました。

途中まで記事を書いていて、そういえば本の表紙は著作権侵害になるから画像は載せられないなと思い、急いでアフィリエイトをアメブロに載せてアメブロのリンクを貼りました。

(noteでアフィリエイトリンクを貼るための、Amazonアソシエイト申請をしていなかったのです。けど、ただ単にリンクを貼るだけなら必要ありませんでしたね。)

数年前に、本の紹介をした人がSNSで表紙画像は著作権侵害になると書いていたので、その時調べてそれ以来本の中身はもちろんのこと、表紙もブログやSNSには載せるのを止めました。

今回もう一度調べなおしたのでここでまとめておきます。

本の表紙は「写真」「美術」として著作物の保護を受ける

表紙には写真や絵、デザインされたものとしての著作物と考えられるため保護を受けるものに当たります。

つまり本の写真を撮ってそれをSNSやブログにアップするのは著作権の侵害になると言う訳です。

また、目次は、内容を簡潔に表し配列されたものなので、これも創作性が認められる場合目次自体も著作物として保護されます。

雑誌の目次は雑誌に掲載されている記事の内容を工夫して簡潔に表現し配列したものであって、単純に配列されたもの以外は、表現、選択、配列に創作性が認められるでしょう。この場合は、雑誌の目次自体も著作物として著作権法上保護されます。

これは、公益社団法人著作権情報センターサイトからの抜粋です。

これによると、本の表紙や目次は簡単にSNSやブログにアップしてはダメなのです。

好意でその本を宣伝したい時はどうするか?

でも、その本がとても良い内容で、宣伝したいと思ったらどうしたらよいかというと、著作権者(出版社)に確認を取って掲載する方法があります。

また、著者に連絡が取れるのであれば著者に許可を取り、場合によっては著作権者である出版社に掲載許可を貰えばスッキリしますね。

通常、このケースで許可されないことは無いと思います。
万一、表紙の写真をアップしてボロクソに批判、販売の妨害行為をするのであれば逆に著作権侵害で訴えられるかもしれませんが・・・

Amazonなどのリンクを貼る

出版社に許可を申請したり、著者に連絡するのが手間であれば、Amazonなどで該当の本を探しリンクを貼るのが一番良いと思います。

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商品リンクを記事に埋め込みます。

このように表紙画像付きでリンクが貼れました。

まとめ

表紙・目次を含め本には著作権が保護されているので、載せない方が良いことになります。

ただ、著作権者(出版社)の許可を得ていれば写真を載せることは可能です。

もしくは、Amazonなどの商品リンクを貼ることで表紙を紹介することができます。

講師としては、自作のテキストの表紙くらいは受講された方が載せても良いと考えています。

講座やセミナーの冒頭でその旨お伝えしておくことが、のちのトラブル予防にもなります。

自分がされて嫌な事はしない!を基本に、法律違反にならないように気をつけて活動したいものです。

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