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冷やすからと食べないのではなく、冷やさずに栄養を得る方法

日差しが温かくなって来ましたが、朝晩冷える日もあるのでまだ油断は禁物。

冷蔵庫から出したばかりのトマトを、生で食べるとお腹が冷えるだけでなく体全体が冷えてしまいます。

トマトは年中スーパーに並ぶようになりましたが、もともと夏が旬の夏野菜です。

こんな性質と効能を持ちます。

夏の体に必要な性質・・・体の熱を冷ます
夏の体に必要な効能・・・汗で失った潤いを与える・口の渇きを癒す・胃腸を丈夫に保つ

アラフィフ世代は、潤い不足、その上日本人は胃腸が弱いという国民性。
なので、トマトを食べて体が冷えないのであれば食べた方が良い野菜なのです。

逆に言えば、冷やさず食べれば良いということになります。
ここで使えるのが、薬膳です。

冷やす性質を持つ食材の性質を緩和させる方法

食材は、生で食べると、その食材本来の性質が直接体の影響します。

でも、いくつかの方法で冷やす性質を緩和させることができるのです。
それも一つのなかったことにする薬膳です。

大きく分けて、冷やす性質を緩和させる方法は3つあります。

1.生で食べずに火を入れる。つまり調理するということです。

2. 生で食べたとしても、温める性質を持つ食材と合わせて食べたり、食べる前後に温める性質を持つ食材やお茶を飲むということ。

例えば、トマトを生で食べるとしたら、胡椒を初めとしたスパイス類や、玉ねぎ、菜の花などの温める性質の食材とサラダにするとか、温め食材のにんにくと一緒にガスパチョのような食べ方や、温め食材の海老とトマトのサラダなどです。

3. 天日干しする

冷やす性質の食材でも、太陽の光に当てる天日干しにすれば冷やす性質が緩和され、温めも冷やしもしない性質に変わります。

濃縮されて甘みも増し、栄養値も高くなるので薬膳の本場で使われる生薬系の食材は基本的に乾燥のもの。

夏野菜のトマトやナスも天日干しして使えば、薬効も高くなってダブル効果です。

3つを合わせると、冷やす性質はかなり緩和される

冷やす性質を持つ夏野菜を体を冷やさず食べるこの3つの方法を使えば冷えはほとんど感じなくなると思っています。

これも、その人の冷えの度合いやその日の気温などで一概には言えないのですが、私の体感ではピリ辛のトマト鍋(温める食材をプラスして火を入れた調理で食べる)にドライトマトをプラスすると、旨みも加わり殆ど感じません。

これは、他の野菜や果物でも応用できるので、冷える食材でもその効能は欲しいという場合に使ってみて下さい。

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夏野菜を冷やさず食べる方法をYouTubeでも各回5分で見ていただけます。
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