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重だるさやむくみにお勧めの体の熱を冷ます野菜のご紹介

薬膳で湿度が高い時にお勧めするものは、豆類、とうもろこしのひげ、はと麦、白身魚などになります。

野菜には要らない水分を出すものは無いの?
と思われるかもしれませんね。

夏野菜がこれだけあるのに・・・

丁度、この暑い夏に良いものがあります。
空心菜です。

空心菜の特性

空心菜は、体にこもった熱を冷ます作用が強く、食べると強く体を冷やす寒性になります。

豆類やとうもろこしなどは温めも冷やしもしない平性で、はと麦が穏やかに冷やす涼性ですが、冷やす性質の物であまり浮腫みや重だるさに悩む人におすすめのものは無いのです。

すいかやきゅうりなどの瓜類は必要な潤いは補い、不要な水分は出すという作用がありますが、すいかやきゅうりには無く空心菜にある効能は、血熱を冷ますと言うこと。

血熱と言う中医学で考える症状の人にお勧めなのです。

ストレスが多くイライラしがち、食生活が洋風好みの人は血熱になっているかも

血熱とは、体に熱がこもり体の構成要素の血(けつ)も熱を持っている状態です。

ストレスが多く過労であったり食生活や生活習慣が乱れていると血熱になりやすいのです。

特に、揚げ物や肉類が多く野菜をあまり好まなかったり毎日忙しすぎる人に血熱は多くなる傾向です。

女性では生理周期が短く月経過多気味、経血の色が真っ赤。
顔は赤ら顔で、口が乾きやすく目が充血したり赤いニキビや吹き出物ができやすいなどの特徴があります。

鼻血が出たり血尿が出ることもあります。

このようなタイプの人には空心菜がおすすめです。
蒸し暑い夏に、冷たいもので体を冷やすのではなく、更年期世代以降は潤いを増やして体を冷やしたり、食材の性質が寒性や涼性のもので冷やして行きます。

むくみや重だるさが強い時に合わせる食材

蒸し暑くて、むくみや重だるい状態が酷いなら、空心菜に緑豆もやしを合わせてください。

緑豆は空心菜同様に体を冷やす性質なのですが、要らない水分を排泄します。
なかなか緑豆はスーパーで買えませんが、緑豆もやしなら買えますよね。
豆の皮に効能があるので、取らずにそのまま食べましょう。

生姜やにんにくのみじん切りと一緒に油で炒めれば冷やす性質も緩和されます。

のぼせや火照り感がある時に合わせる食材

女性は更年期以降に火照りを感じることがあります。

特に若い頃から肉類や揚げ物、アルコールを良く摂っていた人、いつもストレスが多くてイライラしがちな人は、黒きくらげを空心菜と一緒に食べてください。

熱がこもっていないなら、空心菜・黒きくらげ・豚肉で潤いもアップさせて火照り対策

空心菜と黒きくらげの玉子とじ、空心菜と黒きくらげ入りの中華スープなどがお勧めです。

まとめ

蒸し暑くて体が重だるい日、浮腫みがちな日は空心菜も使ってみてください。
カリウムやカロテンなども豊富なので夏バテ予防にも効果があります。
葉だけでなく空洞の茎も一緒に食べてくださいね

茎が空洞なので空心菜


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