犬

ペットのくすりの飲ませ方!薬剤師が伝授します

先日、とてもユニークなテーマを見つけました。
『どうやったらペットに薬を飲ませる事ができるか?』というものです。
自分は今まで薬剤師として、お子様はもちろん高齢者の嚥下困難な方、舌癌で口腔の一部を摘出した方等への服薬アドバイスを幾度となく行ってきましたが、ペットへの服薬は考えた事もありませんでした。
しかし現代、ペットは家族の一員です。
風邪や病気にもなります。
そういった時に処方される薬に際して、飼い主さん達が困っている事、また薬を飲ませる際に工夫している事について触れていきたいと思います。
ちなみに今回のペットとは、犬や猫についてです。
もしあなたも飼い主さんの1人であれば、共感していただいたり参考になれば幸いです。


まずは早速ですが、薬を飲ませる時に飼い主さん達が困っている事について挙げていきたいと思います。

【薬を飲ませる時に飼い主さん達が困っている事】
・ご飯に混ぜても薬だけ残したり吐いたりする
・薬の飲ませ方が分からないネットで調べ、首を押さえて口を開かせムリヤリ錠剤を飲ませたらトラウマになったようで、それ以降絶対拒否
・薬を混ぜている事が分かると、何も食べなくなる
・薬を犬の好物に包み込んで飲ませているが、飲み合わせが大丈夫か不安
・皮下点滴を自宅で行っているが、毎日なので大変
・薬を噛み砕いているが大丈夫か
・目薬を点す時、激しく暴れる
・錠剤を一切飲まない… 逃げまくり、隠れまくり服薬期間が長くなってくると、だんだんと嫌がるようになる

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