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なんかわからんけど悩みたいとき


『わからんけどモヤモヤする』
『これちょっと頭の中だけじゃ考えられんなあ』
『期日中に答え出さないとなあ』

このように、生活しながらで答えが出ない問題や悩みに遭遇することは良くあることです。
こういった場合には、「考える」工程のみを丁寧に行うという必要性が出てくる。

でも、なんとなく考え始めたいけど、あれやらないとなとか、ダラダラスマホ見ちゃって結局考えれなかったとか、ズルズル引きずって「考える」というところまでいかないということが多々あります。

今回はいかに「ちゃんと悩む・考える」に到達するかについて語りたいと思います。

① とにかく何も情報を入れない状況を作る


基本的に思考は一種の行動・運動と捉えましょう。
何か別の事に身体的・精神的なリソースを裂きながら思考するのは、テレビを見ながら勉強するのと同じぐらい効率が悪くなり、何なら途中で思考を辞めてしまう原因にもなります。

悩み事があって、どうしようもなく解決したい・何となく今やっておかないとやばいって時は、まず今やっている事をやめることが必要です。

家にいるとダレてしまう人は必ず外に出てカフェとかに行きましょう。
家には自分の興味を引くもの・外に出ようとする動きを止めるものがいっぱいあります。
ベットとかソファは最たる例です。
家にいると机に向かってても休憩と称してベットとかにもたれかかったりしていると起き上がれなくなること必須です。
時間があればあるほど抜け出せなくなります。

カフェに行って机に向き合えたとしても油断はできません。
注文した食事を食べた後にぼーっとしちゃう・スマホいじり・なんか眠くなってうつ伏せになる・別のことやり始めちゃうとか。
もはや本当に自分は悩みに来たのかと疑うぐらい邪魔が入ります。

特にスマホは天敵ですね。
一度スマホを覗いたらもう2時間ぐらい画面外へと戻ってこれないなんてことは皆さんよく経験されているでしょう。
とにかくカフェに入る前にスマホの電源は切る・ロッカーや家に置いておく等、対策を打っておきましょう。

ロッカーや家に置いておかなくても電源切るぐらいで大丈夫だわって思ってるそこのあなた、スマホは本当に手強いですよ。
電源を切ったとしても、ふとしたことが気になって電源をつけてしまったがためにスマホの沼にハマるなんてことはザラです。
極力スマホは近くに置かないようにしましょう。

あと、意外とご飯とか糖分の入った飲み物とかを飲み食いした後はめっちゃ眠くなることがあるので気をつけましょう。
カフェに入る前にご飯食べちゃってるとかも集中力落ちます。
私は大体、カフェ入ったら紅茶かコーヒーを注文しています。

結局理想的なのは、


家にスマホを置いておく



カフェとかに着いたら甘くない飲み物を注文する



②に移行する


です。

② 気持ちが落ち着くまで何もしない・何も考えない


心が静まっていない時は、だいたい他の事に意識が逸れがちです。
思考したい時にはとにかく平常心に近い状態に持って行くことが大事です。

心が静まっていない状態で思考を始めようとすると抵抗感が強い時とかありますよね。
そのまま強引に思考しようとしてもすぐ別のことに気が取られてしまうなんてことはよくあることです。
あと、人によっては落ち着かなすぎてネガティブな思考に耽ってしまい、なんのために考えてるんだってなってしまう場合もあります。

ですが、少し気持ちを落ち着かせるためにあえて何もしない・何も考えない時間を
与えてあげることで思考するための精神的ゆとりを生み出します。
水中で息を止めて潜り続ける前の深呼吸みたいなものですね。

私は本当に気持ちが落ち着かない時とかは、散歩したりします。
戻ってくると結構落ち着いてたりすることが多いです。
もしかしたら意外と体が動きたがっているだけだったりするかもしれませんね。

また、人によってはどうしても邪念が入って気持ちを沈められない・時間的制約があったり効率的に考える必要がある場合もあるかもしれません。
そういった場合でも、②を簡略化して③へ移行できるかとは思いますが、その分思考するという行為へのハードル・負荷は大きくなるという事を理解してもらえるといいかと思います。


③ 頭にあるものをアウトプットする


とにかく頭で考えるよりアウトプットが大事です。

誰かに話す・ノート等に書き出すという形で溜まっているものを吐き出していくのはかなり有用です。
吐き出していくと、それが可視化されたり何かの形で残るので自然と整理されて行きます。
うまく行くと、吐き出している最中に急に指針が見えたりすることもあります。
ノート等で記録に残しておくと、後で見たときにふっと何かと繋がって道が見えてくることもあるのでおすすめです。

この時に割と大事なのが、時間設定を設けることです。
ダラダラと考え続けていると生まれるもののクオリティが低くなることがあります。あと、何も生まれないとか。

何度か短い時間で考えてみて、それでも何も生まれなければ時間をかけてひねり出していくようにしましょう。

また、頭の中の物を捻り出す時に、考えたい議題とは関係ないトピックが出てきてしまうことがあるので、そもそも何を考えたかったのか定期的に立ち直るよう気をつけましょう。

他にもアウトプットするときの指針とか書いてみたいのですが、大変長くなってしまうと思うので大まかな流れまでとさせて頂きます。


まとめ



これまでの流れとイメージです。

① とにかく何も情報を入れない状況を作る
→外部要因を取り除きます

② 気持ちが落ち着くまで何もしない・何も考えない
→内部要因を取り除きます

③ 頭にあるものをアウトプットする

→ゼロにしてstart

①を重点的に書きましたが、①>②>③の順にハードルが高くなるので分量長めにに説明しました。

いきなり③から入れるツワモノもいますが、確実に思考に耽るためにはこの①〜③のステップで踏んでいくとハードルを低く設定できて遂行しやすいです。

ただ、この①〜③って結構時間を使うんですよね、時間以外にも精神的エネルギーとか環境を作るための資源(カフェ代)とか。
なので、ある程度のリソースを削るという覚悟は持っておきましょう。
そもそも普段は何かする予定であった時間を削ったりするかもしれません。
何かを得るには犠牲はつきものです。
ここら辺は更に前段階の⓪になりますね。

以上、「なんか悩みたい・考えたい」時にいかに「ちゃんと悩む・考える」に到達
するか語ってみました。

よかったら参考にしてみてください。








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