#5 コーディネート解説 ルック4
今日解説するコーディネートはこれです。
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outer:edwinahorl
tshirt:edwinahorl
pants:sasquatchfabrix
shoes:henderscheme
羽織と袴パンツを使用した和を主軸にしたコーディネートです。
羽織と袴パンツは違うブランドのものですが、両方ともリネン生地で統一感のあるコーディネートになります。
また、生地感から夏らしさも出ます。
羽織、袴パンツで全体のバランスが和で綺麗に纏まるので余計な要素はなるべく減らしてコーディネートを組み立てました。
なのでインナーにシンプルで黒と相性の良いワインレッドのカットソーを入れました。
また全体な雰囲気から革のフラットシューズを履くことで少し抜け感を出すことを意識しました。
このコーディネートで靴を下駄や雪駄等の和要素の強いアイテムを持ってくると少しやりすぎ感が出るのでそこは外しました。
もし、和要素の強い靴を履く場合はトップスをシンプルにカットソーのみにしたりして下半身の印象で和のコーディネートを作ります。
上半身は短め、下半身が長めでボリュームを持たせるコーディネートは全体のバランスを良く出来るので、よくやります。
その場合、靴はよりシンプルなものを合わせるとコーディネートの邪魔をしません。
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アイテム紹介
outer
Edwinahorlの羽織。
Edwinahorlはオーストリアの方がデザイナーをやっていて、ヨウジヤマモトでアシスタントをした後に、日本を拠点に活動しているブランドです。
外国の方が作る着物風の羽織で和要素がありながらオリエンタルな雰囲気のあるアイテムです。
素材がリネンで柔らかい雰囲気があります。
首元の開いたシャツ等や他の羽織等と重ね着する事でより和装らしい雰囲気を作ることも出来ます。
また、上からコート等を羽織っても綺麗にレイヤードでき、襟のラインを綺麗に見せることが出来ます。
このアイテム自体に癖がありながら、他のアイテムを引き立ててくれる不思議な力のある服です。
tshirt
こちらもedwinahorlのカットソー。
綺麗なワインレッドのカットソーで、首元が広く肩の落ちたシルエットになっています。
これは一枚で着てもよく決まるカットソーです。
実はお腹あたりにブローチをつけられる様な穴が空いていて、購入時は缶バッジがセットで付いていました。
なので、一枚で着る時はその缶バッジを付けたり別のブローチを付けたりする事もあります。
また、首元が広い為、ネックレスが映えたりと、夏にアクセサリーで遊びたい時に重宝しています。
この様に一枚で見栄えする様なカットソーは夏にあると便利です。
pants
sasquatchfabrixの袴パンツ。
毎シーズン出してる様な定番のアイテムです。
袴らしく生地分量が多く、腰は紐で閉める形です。
裾にかけて広がるシルエットでAラインを作りやすいです。
生地はリネンですが、前述の通り生地分量も多く、重厚感があるので通常のリネン等軽やかで柔らかいイメージのあるアイテムと相性が良いです。
リネンということもあり、シンプルになりやすい夏のコーディネートのアクセントとして良く使うアイテムです。
靴はシンプルな物をを持ってくると邪魔せずに綺麗に足元が纏まります。
ハイテクスニーカー等のゴツい靴だと、足元にかけてストンと落ちるシルエットの良さがなくなります。シンプルな革靴や革のサンダル等を合わせるのが良いです。
これは基本的に太めのパンツ、特にテーパードのかかってないパンツを履く時は意識しています。
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終わりに
今日は和の雰囲気を持ったコーディネートでした。
羽織や袴等、和の雰囲気を持ったアイテムをコーディネートに加えると普段着慣れている洋服からは得られない雰囲気を作れるので少し癖が強いと思ってもチャレンジしてみると面白いと思います。
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