平成中村座天守物語を惜春の姫路城で楽しむ

三の丸に仮小屋を建てての舞台は立ち見席からそれ程遠くなかった。
十年前の桜の頃に金毘羅大歌舞伎を覗いたころと違い今回は立ち見だ。
それでも三千円は痛い。が、幕切れに舞台の幕が落とされ、そこに
姫路城天守閣が見える趣向は、演目の天守物語に相応しい。
ただ、既に桜が散った後での開幕であったことが惜しまれる。

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