チーフマネージャーの独り言第100回

お元気ですか?

「早起き苦手なんだよねー」
と言っていたくせに、Jr.(10歳)から
「野球の朝練がしたいから付き合って!」
と言われた途端、すんなり起きられるようになったチーフマネージャーです。


突然ですが、Jr. サッカーやめるってよ!!!

………
………
………

冒頭のくだりからおおよその予想がつくと思いますが、Jr.は野球一本でいくそうです。

この「独り言」で書いたかどうか忘れてしまったのですが、Jr.の習い事は最近までサッカーと野球でした。

4年生になってサッカーの練習と野球の夜練習が被ってしまうようになり、最初は頑張って両方行っていたのですが、いよいよ練習がきつくなってきて、どうしたもんかと考えていたところ、Jr.からサッカーをやめたいと申し出があったのでサッカー好きの父ちゃんとしては残念ですが受け入れることにしました。

わたくしが見ている限り、練習はどう考えてもサッカーの方が自由な感じですし、内容もキツいメニューが少ないです。
逆に野球は監督・コーチも厳しくピシッとしているし、メニューも大人顔負けなんですけどJr.にとってはそちらの方がやりがいがあったのでしょう。両者を天秤にかけた結果、野球熱の方が上回ったという感じです。

自ら厳しい状況を選ぶなんてよっぽど根性があって芯の強い子だと思われそうですが、そんな事もないんですよね。
家ではゲームばっかりしているし、言う事きかないし、忘れ物しょっちゅうするし、悪ふざけが過ぎるし、まったく誰に似たんだか!!!

あれ?
なんか遠くからヤイヤイ聞こえた気がしましたが、でもそんなのかんけーねー!(←これ原因)


ゴホン…

わたくしのDNAが罵詈雑言を浴びているのは置いておいて、Jr.が敢えて厳しい野球を選んだのはなぜなのかなぁ?と考えてみました。

Jr.が所属している野球のチームはJr.と同学年のメンバーがたくさんいます。そして凄い事にみんな頑張り屋さんなんです。

名門のクラブチームでもない地域のスポーツ少年団で、こんな素敵なライバルがたくさんいる状況は奇跡的だと思うのですが、Jr.が練習から帰ってくるたびに「○○君が上手くなってる」とか「○○君が家でこんな練習してるらしい」と言ってくるので、Jr.も状況を理解してみんなに負けたくないというライバル心が芽生えまくっている感じです。そして目標に向かって努力している姿が当たり前になりつつある所です。

努力すれば当然そのぶん成長するので、Jr.も自分の成長を感じて更にモチベーションがアップするという素晴らしい連鎖が生まれています。そりゃ野球がんばるわな!笑

サッカーをやめてしまうのは、ちょっと寂しいですが、Jr.がこの選択をした事に「さすが我が息子!」と抱きしめてやりたい気持ちでいっぱいです。

ここからちょっと真面目な話。
スポーツ心理学者であるノーマン・トリプレットの「子供たちの他人との競争の調査」によると、ライバルとの競争により、50%の子供は競争によってさらに頑張りパフォーマンスを上げ、25%はほぼ影響を受けず、残りの25%はパフォーマンスが低下した。という結果が出たそうです。

ライバルは自分を成長させてくれるだけではないようで、他人と比べて他人を目標としてしまう事でストレスがかかったり、自分の良さを消してしまったりすることがあります。ライバルと競争する時には、その過程で自分と競争相手の比較をして自分の目標を設定し、そこから逆算して自分が取り組むことを明確にしていく事が重要です。

そう考えるとわたくしたちも普段から同じことを考える必要があるのかなと思いました。
他人と比べるのは自分の目標と取り組むべき内容をハッキリさせるためで、出来ていない自分がダメな人間だと思う必要は全くないですよね。

つまり超えていくのはライバルではなく過去の自分、ライバルは自分の目標設定の為の物差し。
という事でどうでしょうか?

無理やり着地して足をねんざした感が否めませんが、今日はこの辺りで…

さようならーーー(^^)/

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