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補正予算案から2022年の補助金の予告

最近、お金の話ばかりで、なんですが。今年ももう師走。来年に向けて思いを馳せながら補助金がある制度を調べてみました。

⑴IT補助金
2021年10月より登録申請がはじまったインボイス制度。完全ペーパレス会計に移行しなくてはいけません。
インボイス(INVOICE)って見積書のことですが、インボイス制度とは 売手である登録事業者は、買手である取引相手(課税事業者)から求められたときは、インボイスを交付し、写しを保存しておく必要があります。買手は仕入税額控除の適用を受けるために、原則として、取引相手(売手)である登録事業者から交付を受けたインボイスの保存が必要となります。

非常に保存書類が多くなることから、これらの書類の交付の代わりに、電磁的記録(これらの書類の記載事項を記録した電子データ)の提供を行うことが主流となります。つまり、電子メール、ウェブサイトを通じた電子データとして提供・保存することで、効率的で大幅なコストカットができます。

IT補助金ではインボイス制度に対応するための会計ソフト、受発注システム、決済ソフトなどのITツールのほか、PC、タブレット、レジなどが補助対象になります。

ITツール:上限50万円(補助率3/4)、50~350万円(補助率2/3)
PC、タブレット:上限10万円(補助率1/2)
レジ等:上限20万円(補助率1/2)

⑵小規模事業者持続化補助金
赤字など業況が厳しい中でも、賃上げ等に取り組む事業者や、事業規模の拡大に取り組む事業者向けに特別枠を創設し、補助率や上限額を引き上げられます。

申請類型/補助上限額
補助率2/3(成長・分配強化枠の一部の類型において、赤字事業者は3/4)
■通常枠
50万円 
■成長・分配強化枠(賃上げや事業規模の拡大)
200万円
■新陳代謝枠(創業や後継ぎ候補者の新たな取組)
200万円
■インボイス枠(インボイス発行事業者への転換)
100万円

⑶ものづくり補助金
ものづくり補助金(正式名称:ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金)とは、中小企業や小規模事業者、個人事業主などが、生産性を向上させる設備投資をするときに、最大2000万円まで受けられる補助金です。
グリーン・デジタル分野への取組に対する特別枠が創設され、補助率や上限額が上がります。
新たに創設された「グリーン枠」とは温室効果ガスの排出削減に資する革新的な製品・サービスの開発や炭素生産性向上を伴う生産プロセス・サービス提供方法の改善等を行う事業者を対象に、補助上限額最大2,000万円、補助率2/3。

もうひとつ新設された「デジタル枠」はDX(デジタル・トランスフォーメーション)に資する革新的な製品・サービスの開発やデジタル技術を活用した生産プロセス・サービス提供方法の改善等を行う事業者を対象に、補助率2/3。

どうにも、次々に新しい用語がでてきてついていけない。「デジタル・トランスフォーメーション」を総務省が説明しています。『現在は、このような「ICTの浸透が人々の生活をあらゆる面でより良い方向に変化させるデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)」1が進みつつある時代にあるといえる。この変化は段階を経て社会に浸透し、大きな影響を及ぼすこととなる。まず、インフラ、制度、組織、生産方法など従来の社会・経済システムに、AI、IoTなどのICTが導入される。次に、社会・経済システムはそれらICTを活用できるように変革される。さらに、ICTの能力を最大限に引き出すことのできる新たな社会・経済システムが誕生することになろう。』

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出典:総務省HP

なんのこっちゃ、「情報化社会」

⑷事業承継・引継ぎ補助金
事業承継・引継ぎ補助金の補助対象には、事業引継ぎ時の専門家活用費用(セカンドオピニオンを含む)や事業承継・引継ぎに関する廃業費用などが含まれます。

もう、おなかいっぱいです。

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