平野運動公園のガジュマル
平野区の運動公園(グラウンド~平野神社境内)には沢山のガジュマルの木が植わっています。これは、三岳酒造から譲り受けた木です。
平野運動場は元々別の場所にありました。
昭和38年、今の三岳酒造工場のある場所で第一回集落運動会が開催されました。
昭和63年、今の場所に運動広場として整備がはじまった際に三岳酒造から移植を受け、運動公園の西南~北東まで、ガジュマルの木が続いています。
しかし、近年、手入れがあまりされておらず一部枯れてきています。
昨日の環境美化作業の際に区民の間で話題になりました。ガジュマルにオキナワイチモンジハムシという害虫が発生しているのだそう。聞くところによると8年ほど前に殺虫剤を撒いたそうです。
南部区長連絡協議会に相談してみたところ、他の集落でもガジュマルに虫が発生したら生活環境課に依頼して薬剤散布をしてもらっているそうです。
花揚川公園の水飲み場にもガジュマルがあります。それらを含めて、剪定作業が必要だと思うんです。ガジュマルに限らず、木が茂り風が通らなくなったら虫が発生し、木が枯れていくと思っています。
「環境保護」というのは「放置する」ことではありません。杉の森も同じことです。「手入れをする」というのは間伐によって光や風が通るようにして呼吸ができるようにするこだと思います。
薬剤散布をすれば虫を殺すことができるでしょうが、地面にしみ込み、水に溶けて海に流れます。平野の海岸に自生しているガジュマルはここ数年、どんどん枯れていっています。
薬剤散布の前に剪定をしてみてはどうでしょう。しかし、剪定の仕方がわかりません。なんとかならないでしょうか。