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2017旅行記その23:赤道の真下にて

南米を旅行するにあたり、行きたい観光地としてまず上がったのがガラパゴス諸島。行き方としては、まずエクアドルへ入国し国内便で向かうのだが、出発地は首都であるキトか最大の都市グアヤキルのどちらかになる。色々考えたが、キトの標高が2850mと高地にあり、その次の目的地であるボリビアを考えるとそこから慣れておいた方がいいか、ということでグアヤキル→ガラパゴス諸島→キトという順番で巡ることに。

オルメド・ホセ・ホアキン国際空港に到着した頃には、もうすでに日は落ちていた。正直、夜のエクアドルは治安の悪さで有名。私が旅行した数年前にも、日本人が殺害された事件があった。ただ、今回取ったホステルが空港から大きな道路を道なりに歩くだけ、というとてもわかりやすい立地で助かった。しかも途中にスーパーもあったので、買い物もそこで完了。宿について案内された五人部屋は私一人しか泊まっていない。メキシコシティに続いて、どうやらついているようだ。バスタブも部屋についていたので、まずはゆっくりさせてもらった。

次の日はグアヤキルをぶらぶら。宿からは結構な距離だったが、時間はあるけどお金はない。歩いてセミナリオ公園へ。ここではイグアナが普通にウロウロしているので、ガラパゴスの予習とばかりに観察。隣のメトロポリタン大聖堂で、ここまでの無事を感謝。クリスチャンではないが、神様へ「ありがとう」と言うだけなら、受け取ってもらえるんじゃないかな。

次はグアヤス川沿いへ出て、マレコン2000というエリアへ。新しくできた建物が並び、ある意味南米感があまりない。ここで飲み物を買ったりして、頑張ってサンタアナの丘を登る。向こうに見える斜面に並ぶ家々を見て、格差を目の当たりに。日本でも言われるようになったが、ここまで強烈ではない分恵まれているのだろう。

ここまで直射日光の中を歩き回ったので、一気に肌が赤くなり、体全体から塩を吹いたようになってしまった。日本では日焼けがひどくなることなんてなかったので油断していたが、赤道を意味する国名の太陽はやっぱり近い。流石に疲れたので、市内を走るBRTに乗ろうと乗り場へ行くと、切符をどこで買えばいいかわからない。すると制服を着たお兄さんが現地のおじさんを一人捕まえ、カードを渡しておじさんにお金を払え、的なジェスチャー。後で調べたら、先にカードを買ってチャージしておかないと乗れない仕組みなんだそうな。もうくたくただったので、お兄さんの機転とおじさんの優しさのおかげで助かった。

お世話になった宿
North Star-Hostel Guayaquil
オルメド・ホセ・ホアキン国際空港から、イシドロ・アヨラ通りという広い道路沿いに歩いていけば、特に迷うことなく到着。Mi Comisariato Garzotaというスーパーも、空港からイシドロ・アヨラ通りに出てすぐのところにあるので便利。私はガラパゴスからキトに移動したので荷物を持ってチェックアウトしたが、またグアヤキルに戻ってくる場合荷物を預かってもらえた、というレビューもあるので、少ない荷物でガラパゴス観光したい方は相談してみるといいかもしれない。

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