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ツラゲ薬師、旅に出る。 -酷道&鈍行編

旅に出ます。探さないでください。

こんにちは、ツラゲ薬師です。半年前、同じ書き出しで記事を書きました。

「①なのに続きがないぞ…?」と思われた方。そうなんです。続かなかったんです。

修学旅行から帰ってきた日は必ず雨だったというほどの雨男である僕ですが、ものの見事に外れを引き当てました。

しかも、おとなしく家にこもってたら停電でなにもできなくなるというおまけつき。

そして仕事が多忙になり、出かける暇もなくなって時間は流れ。冬季閉鎖の時期を迎えて酷道439号走破チャレンジは越年することとなったのでした。

そして、3月。

個人的に1番好きな酷道である国道193号の冬季閉鎖が解除されました。

なのでこれを走ることにします。どうせ439号はこんな(下記記事参照)ありさまですし。


・「国道193号」ってなに?

マニアには番号から「イクサ」と呼ばれることのある国道193号は、香川県を起点とし、徳島県海部郡海陽町へと至る道路です。

中でも酷道と言われているのが、徳島県吉野川市山川町から終点までの区間。徳島県道253号山川海南線と重複する約100キロ近い道のりが、マニア垂涎の香ばしい路面状況と線形を描いているのです。

日本の県道一覧より引用

「ヨサク」こと国道439号との一番の違いは走破のしやすさ。地質的に土砂崩れが起きやすいヨサクと比べて、イクサは幾分かマシ。なので、工事以外での通行止めは、ヨサクと比べて少ないのです。とはいえ、普通に砂利まみれの道や邪魔な石は転がってます。

そんな道をジムニーやクラウン(アスリート)が走ってるっていうのがいいですね。酷道は車種を差別せず迎え入れてくれます。すばらしい。

一応言っておきますが、ヨサクと比べてマシというだけで普通に走破難度は高いです。むしろ路面状況は、災害復旧で工事ばかりしてるヨサクが改善状況なのに対し、そういった事情のないイクサは放置されまくってるのでよろしくないです。こちらはヨサクに比べてひどいと言っていいでしょう。

特に海川地区の区間はエスケープ(リタイア時の抜け道)がなく、接続する国道195号まで走らなければなりません。引き返そうにも、そもそも走り始めてほんの少しで酷道区間に入るため、かなり気が重くなります。

山の中なのでコンビニもなく、食料やトイレの問題もついてきます。計画はしっかり立てましょう(前回記事参照)。

予定では5月のゴールデンウィーク期間中に遠征予定。早朝に出れば日帰りも十分可能です。雨さえ降らなければね。


・鈍行旅で目指す「線路を走るバス」

実は2月に、初めて鉄道旅というものをしました。

普段はどこへ行くにも車(たまに自転車)なのですが、こういうのもいいなぁと思ったので、第2弾を計画することに。

とりあえず西は制覇したので南に行きます。目指すは県南、もっと言えば、海部から甲浦(高知)をつなぐ阿佐海岸鉄道。

ここには日本で唯一、営業運行しているDMVがあります。

ぶっちゃけニュースでしか見たことないし、そこまで鉄道には興味がないので行かなくてもいいかな…と思いつつも、テレビ番組や動画で見ていると「1回くらいは乗ってみたいなぁ」と思うようになりました。

運行開始当初は予約しないと乗れなかったものの、現在は空いていれば予約なしでも乗れるように。ただ、予定では日曜日に遠征する予定なので、予約しておいたほうが無難なのは間違いないでしょう。

阿佐海岸鉄道のHPより

休日1日普通車乗り放題チケットのおかげで格安で遠征ができるので、できれば日帰りにしたいところですね。


・おわりに

今年は年明けすぐに名古屋へ飛び、この記事の2週間後には福岡にも行く予定です。あと1回くらいはどこかへ旅行に行きたいですが、予算と時間の兼ね合いを考えると、なかなか計画が立てづらくて困ります。

いつか北海道と北陸にはいきたいですね。できれば新潟で日本酒に溺れる旅がしたいです。

今年こそは旅の記録が残せるように。旅行当日に台風がくるような不運を引かないように徳を積んでおきます。

それでは。またどこかでお会いしましょう。


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