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転々暮らし 2/7 mon 移動日 2

昼間はkéfuに荷物を預け、京都市北図書館で本を読んでいた。最近女性目線の恋愛に興味があるためそのような選書が主。中園ミホのエッセイ『恋愛大好きですが、何か?』から始め、その中に登場したので林真理子に移り、途中ティム・バートン『オイスターボーイの憂鬱な死』を挟んで休憩(これは恋愛云々関係なく10代からの趣味)、結局林真理子は1話も読みきれずに向田邦子『隣の女』を読んでいた。向田邦子が一番求めていたものに近かったので、また読み進めたい。

図書館からの帰り、女子中学生が一抱えほどもある段ボール箱を「無理!」と叫びながらどうにか運んで下校していた。置いてた荷物を出さなければならなかったのか?この時期に?3年生でもう登校しないのだろうか。「誰かたくましい男はいーひんのか!」などと叫んでいたので「どこまで?」と声をかけてみたが、「遠いです」と言われて腰を引いてしまった。こんなことでもなければ演劇もやっていない10以上離れた人間と知り合えることなどないのに。もしかしたら舞台見に来てくれたかもしれないのに!途中まででも運ぶよ、と進み出ればよかった。

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