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“現役ネイリスト必見”愛され続けるネイルサロンの在るべき姿とマインド

やくさひろです。
“現役ネイリスト必見”愛され続けるネイルサロンの在るべき姿とマインド

趣味からネイルサロン開業した方、独学で極めた方、スクールに通って念願の独立開業など、自分のサロンを持っている方には様々な道を通ってきています。
誰もが自分のサロンをずっと大事にしたいですし、愛され続けるサロンとして地域に定着させたいと思っているに違いありません。ただ、そうならず残念ながら経営が厳しくなってしまったり、お客様の足が遠のいてしまって途方に暮れている方も存在します。

 そこで今回は、これからネイリストを目指す方はもちろん、現役ネイリストも必見の「愛され続けるサロンの在るべき姿とマインド」についてお話していきます。

長く愛され、定着するサロンとそうでないサロンとはどういった違いがあるのでしょうか。早速チェックしていきましょう。

(1)ジェルネイルを施す場所=ネイルサロンではない

皆さんは、ネイルサロンはどんなところだと考えているでしょうか。
綺麗な空間でリラックスしながら、手指を綺麗にする場所…と考えている方が多いはず。もちろん、それは間違いではありません。
しかし本来、ネイルサロンとは「ジェルネイルを行ったり色をつけたりする」だけの場所ではありません。ネイルケアという本質について、もう一度振り返ってみましょう。

 ネイルケアとは、甘皮の処理から始まります。甘皮を押し上げ、爪本来の美しい形を整えます。爪を磨き、適宜削って保湿も怠りません。毎日たくさんのものに触れ、疲れや年齢が見えやすい手指のケアをして初めてジェルネイルを施すのです。この一連の流れこそ、ネイルサロンの本来の在るべき姿です。

本来はケア、手のお手入れの仕方や労わり方が根底にあってはじめてジェルネイルを施すわけですから、「丁寧に自分がもっている知識をお客様に教え実践する場所」でなければいけないわけです。
しかし、この初心でもあり最高のマインドを忘れてしまっては、お客様が本当に望むサービスと技術の提供には至らないことでしょう。その結果が、一時的には足を運んでもらったとしても定着しない…ということなのです。

 根底のゆるぎないマインドがあって初めてジェルネイルやアートなどの装飾が成り立つということを再確認したうえで、今の自分がどんな気持ちでネイルに向き合っているのか…と考えてみましょう。

(2)ハンドケアで「自分を大事にするマインド」を目覚めさせる


先ほどお話したマインドをもとに、ネイルケアの前にハンドケアの知識もお客様に提供できるということも忘れてはならないサロンの役割です。
ネイルにオイルを塗布したり、ジェルネイルを施してもらう以上に自宅でお客様自身ができるケアがハンドケア。疲れた毎日を癒す時間を自分自身で作りだすことができるのも、お客様の意識を変えてこそ実現するものです。

ハンドケアの極意について、自分で自信をもってお話できるでしょうか。
サロンに足を運んでもらったお客様に対して、施術しながらどんな部分なら自分で自宅でもケアできるか…について、専門家の知識を伝授することがいかに大事かを意識して仕事をすることが大切です。

 「ネイルサロンにさえ通っていれば、綺麗が手に入る」とお客様が思ってしまっては、どのサロンでも良くなってしまいます。もっと安く、手軽なところで…なんて価格のみで考えるようになってしまうことでしょう。

 そのサロンでしか教えてもらえないケア方法があって、そのケアを自宅で実践していると自分自身もキラキラしてくる…。そして、また次の施術でそのケアを見てプロが状態をコメントしてフィードバックしてくれる。そのうえさらに、納得のデザインでジェルネイルを施してくれるという流れがあってこそ、あなたのサロンには多くのお客様が定着するのです。

(3)心が整ったお客様に通い続けてもらうために必要なこと

ネイルサロンのオーナーとして、今回お話した部分の心の在り方がしっかりしているかどうか…によって、ネイルの研究にも差が生じてきます。
心が整っているかどうかによって、お客様はもちろん、ネイリスト本人も大きな違いが生まれるのです。

 正しく在るべきマインドは日々の暮らしにハリを与え、向上心を生みます。一方で、「なんとかなるか」「なるようにしかならないか」といったいい加減な考え方では、いくら優れたデザインを考えようと思っても、そもそも素敵なアイデアさえ浮かばないことでしょう。

 現役マニキュアリストはもちろん、これからサロンのオーナーを目指して努力をはじめる方も、技術と知識の根底にあるマインドについての重要性について再確認する必要があるのです。

 その意識があってこそ、実現可能なのが「愛され続けるネイルサロン」だということを理解し、努力を怠らずお客様と向き合っていきましょう。


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