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国家資格キャリアコンサルタントのお仕事

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国家資格キャリアコンサルタントのお仕事内容や活かし方について。
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記事一覧

キャリアプランを作成することで未来をつくる

やくさひろです。 意思決定とは、与えられている状況における複数の選択肢のうち最善と思われる答えを選択する行為です。もしこの時点で自分理解、仕事理解、啓発的経験における経験値が十分でなければ、この意思決定で大きく足を踏み外す可能性がありますので、十分自己省察をしたうえで取り組みましょう。 意思決定をする際には上記のように可能な選択肢の中の最善を選択しますので、その意思決定の方向性は、その決定が最大のメリットを生み最小のデメリットを被るようなものであることに主眼を置きます。こ

自分が何に向いているのかわからない人へ

やくさひろです。 「朝かぁ、また会社か…」起きるとふと考えて出勤が面倒な方はいらっしゃいませんか。                            実はご自分の仕事が好きでも朝通勤するのが苦痛、ベッドから出たくないという人は思いのほか多いのです。                   ただ、もうちょっと横になっていたいと思いながら朝のルーティン、洗顔、メイク等を終えるとやる気が出てきて出勤、臨戦態勢になって満員電車の中で朝からイヤフォンで英会話の練習をしている人も見かけ

自分の存在価値が見いだせるってこういうこと

やくさひろです。 キャリアコンサルティングの業務の中で、クライアントから「自分の存在価値が見いだせるってこういうことですか」とよく質問をいただくので私なりの考え方をまとめてみました。 上の表題について考えたことがある人は自己省察型の人、あるいは全く逆で、表向き明るく屈託なくふるまっていて悩みなんかなさそうに見える方かもしれません。 古代ギリシャの哲学者ソクラテスの「誰もが何もかも知っているように詭弁を使うがわたしは自分が何も知らないことを知っているだけソフィスト(知恵者

意思決定の前に経験、チャレンジを!

やくさひろです。 国家資格キャリアコンサルタント記事に関連して「経験を行うことの必要性(啓発的経験)意思決定の前に経験、チャレンジをする必要性」について述べてみたいと思います。 ① 経験を行うことの必要性(啓発的経験)タイトル通りこれまで得た知識・理解を通して経験を行うのが次の段階です。経験する、でなく経験を行う、の言葉はかっこ書きのような啓発的経験を経験するというステップだからです。今の時代ほどこの「啓発」という言葉が頻繁に使われることはこれまでなかったと思われます。

仕事を知ること

やくさひろです。 仕事を知ることすなわち仕事理解について解説しています。 ①職業に求められる能力の理解②今後の自分に必要なスキルの理解双方を意味します。 自己理解が進み仕事という客体に働きかける用意ができたら、仕事理解へと移行します。どのように考えを深めていったらいいのか等迷ったら、先ほどのように積極的にキャリアコンサルティングを受けてみましょう。そしてある程度、仕事全般に関する理解が深まったら、キャリア・プランの作成に進みます。 ① 職業に求められる能力の理解 就職

自己理解について考えてみた

やくさひろです。 国家資格キャリアコンサルタントの業務を行う上で大切にしていることが「自己理解について」を常に自問自答し続けることです。 古来「自分とは何か」という問いは哲学・文学の場・自己を客体として捉える立場から科学においてもやむことのない疑問です。哲学者デカルトの「われ思う、ゆえにわれあり」と彼が自己の存在に到達した過程は、高校でも習いますから知る人は多いでしょう。このように、自己を客体的に捉えて知り自己のあるべき姿に接近することは、1つの自己実現であり、人として生

国家資格キャリアコンサルタントの仕事内容について②

やくさひろです。 いつもの手のお手入れ記事から少し脱線。国家資格キャリアコンサルタントのお仕事パート②です。私がキャリアコンサルタントとして行っている仕事内容をご紹介します。 個人が自分自身の人生を考えるときに、仕事を切り離して考えることはできないせっかく人として生まれた限り自己実現をしたいと望みます。 キャリアコンサルティングとは、その個人にとって望ましい職業選択やキャリア開発を支援するプロセスのことです。これをライフワークにしたい、と思うかたも少なくはないでしょう。

国家資格キャリアコンサルタントの仕事内容について①

やくさひろです。 いつもネイルや手のお手入れの話題から少しそれまして・・・。 私が取得した国家資格キャリアコンサルタントの仕事内容についてご紹介します。 キャリアコンサルタントの仕事内容について、まず創設から見ていきましょう。 我々が働く企業なり事業所なりで特にここ最近の著しい環境変化の中で経済成長を持続的に続けるためには、労働者が己のキャリアアップについて自分で考え模索する必要があることは国会でも審議されるところなっていました。 欧米の民族性と異なり主体的に考える