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【SDGs】エコたわしにはメリットがたくさん!~スポンジをやめました~

本社の給湯室では、従来までプラスチック由来のスポンジを使用しておりましたが、SDGsに基づく企業活動の推進を体現するべく、2021年3月に地球環境に配慮した素材の製品へ変更いたしました。
地球にやさしい製品の種類は様々ですが、当社では"ジュートたわし"の導入から始まり、現在は"びわこふきん"もあわせて導入しております。

スポンジとマイクロプラスチック

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普段はスポンジの材質について意識することが無いかもしれませんが、市販のスポンジのほとんどはプラスチック製です。
ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン、メラミンスポンジ、アクリルたわし、マイクロファイバー...etc使用に伴いすり減っていくスポンジの破片は、粒子が細かすぎて下水処理センターでも100%は除去されず、海に流れ出ているそうです。

マイクロプラスチックの問題点

マイクロプラスチックは回収が極めて困難なうえに分解もされないため、海洋生物たちがエサと間違えて食べてしまい、体内に蓄積。それによって海洋生物が死んでしまうこともあるそうです。
さらにその海洋生物を食べると、間接的にわたしたちの体内にも入ってきてしまい、化学物質が体内に蓄積されてしまう研究結果も出ているそうです。

ジュートたわし

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ジュートは麻の一種でバングラデシュでは「黄金の糸」と呼ばれることもあるくらい優れもので、主に米袋として使われる素材です。
湯洗いで洗剤なしで食器が洗える・汚れが落ちます。
薬糧開発の脱スポンジはジュートたわしへの切り替えから始まりました。

びわこふきん

びわこふきん

湯洗いで洗剤なしで食器が洗える・汚れが落ちる木綿ふきん
ガラ紡績という特殊な手法で紡いだ糸で織られたふきん。糸の表面のたくさんの凹凸で表面積が増え汚れを取り込みやすく、凸凹が汚れを擦り取ってくれます。

お湯呑み、グラス、カップなどへの使いやすさを加味して、びわこふきんも導入。ジュートたわしと併用しております。

洗剤不要で汚れが落ちる優れ物

14_海の豊かさを守ろう

これら自然由来の製品は、洗剤を使用せずともある程度の汚れや油分を落とすことができる優れ物です。スポンジを変更するだけで、マイクロプラスチックの問題も解決して、生活排水で川や池を汚すことも少なくなります。また、洗剤を使用しないので手荒れに悩まされることもなく、良いこと尽くめなのです。

実際に使用しているメンバーの所感

食器洗い=洗剤使用の固定観念がなくなりました。環境負荷を減らせると思います。(経営企画室 Tさん)

脂っぽくならず、ご飯粒などの汚れも付かずいつも清潔に使用できます。(経営企画室 Yさん)

洗剤を使用しなくても、しっかりと汚れを落とすことができて便利。また、泡切れを気にすることもないので、節水にもなると思いました。(お客様相談室 Kさん)

大きな目標を達成するために小さいことから実践

大きな目標を達成するためには、まず小さいところから見直していくことがとても大切だと感じております。普段意識していないところに目を向けることは、新しい考えや視点が生まれるきっかけになります。

SDGsという大きな項目の達成のために、今できる小さなことを1つずつ着実に実行して参ります。

記事作成/note編集部 藤橋

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