見出し画像

【SDGs】子供食堂って何だろう?ボランティアに参加してみました!

子供食堂とは・・地域住民や民間、自治体が主体となって行っている取組みです。無料または低料金で子どもたちに食事を提供するコミュニティの場を指します。

活動の目的は、食事提供から孤食の解消や食育、さらには地域交流の場などのさまざまです。

2012年にスタートを切り、こども食堂の数は増加の一途をたどっており、2021年には、全国で約6,000箇所にものぼっています。

※出典 2021年12月「むすびえ及び地域ネットワーク」調べ

子供食堂とSDGsとの関連性

子供食堂と関連性のあるSDGs目標ゴール

1.貧困をなくそう
2.飢餓をゼロに
3.すべての人に健康と福祉を

⇒貧困層の増加により、孤食や、十分に栄養のある食事を取ることが難しい家庭の子供たちをサポート

11.住み続けられるまちづくりを
17.パートナーシップで目標を達成しよう

⇒子供だけではなく、地域の子育て中の親子が気軽に集まったり、単身のお年寄りが参加して、子どもたちとふれあうことができるコミュニケーションの場としても機能

実際に、子供食堂のボランティアに参加したスタッフの声

 営業 Kさん 

・参加のきっかけは?
私も働いており、子どもたちの「孤食」「個食」の問題について身近に感じていて、自分ができる事を考えた結果、ボランティア登録しました。

・ボランティアではどのようなことをするのでしょうか?
共働き等による「孤食」「個食」傾向にあるお子様や、一人暮らしの高齢者の方への夕食支援をしています。

・参加した感想を教えてください
想像していたよりもお弁当の品数が多く、栄養バランスの良いお弁当を提供していました。食堂ではボランティアの登録者としてコンサルの方や保育士の方が、それぞれの出来る事を活かしながら活動していました。ボランティアも利用者も笑顔が溢れる場所でした。

営業 Aさん

・参加のきっかけは?
ボランティアには前から参加意欲があり、社内でSDGsについて話し合っていく中でその意欲が増しました。

・ボランティアではどのようなことをするのでしょうか?
弁当詰め込み作業からお渡しなどをお手伝いさせていただきました。
使用している食材、お米、弁当包材などの一部は、ボランティアやご近所の方からの寄付も多いそうです。他にもお弁当をお渡しする際に、お菓子や紙ジュース、アルコールミニボトルなども配布していました

・参加した感想を教えてください
お弁当は大人¥300(中学生以下無料)
利用者は中学生やご近所の方、お母様の団体などが取りに来られました。
三人の子供を連れたお母様は、週に一度の子ども食堂の日は洗い物もなくて、ゆっくり出来るので本当に助かっています。と言われており、子ども食堂の活動は子供だけではなく、親御さんも救われているんだなと体験を通して改めて感じました。ボランティア活動メンバーの方達は、利用される方全員と楽しくコミュニケーションをしており、地域密着型のボランティアに参加出来て良い経験となりました。

最後に

まだまだ認知度が低く、運営費やスタッフの確保など課題も多い子供食堂ですが、フードバンクへの寄付や、ボランティアスタッフとしての参加、子供食堂の存在を伝えていくことは今すぐに私たちができる活動です。

農林水産省のホームページでは、子供食堂と地域が連携して進めている食育活動事例集なども掲載してありますので、ぜひご覧ください。

記事作成/薬糧note編集部 力田


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?