3フィンガーピッキングの仮説

イントロダクション

ビリーシーンが動画で“アクセントが命”みたいなこと言ってて、自分なりに色々考えて作った仮説

3フィンガーの16分は「ボボボ/ボボボ/ボボボ…」で16分にならない問題があり、それを解消するには拍の頭にアクセントを置くという例のコツについて考察する。

隠れ3フィンガー

3フィンガーは連打すると薬中人薬中人薬中人薬中人薬中人…となるが、拍の頭に注目すると“薬”中人薬“中”人薬中“人”薬中人…と先頭がズレていく。そのズレが感覚的に難しいというのがまず問題としてある。しかしこれをさらによく見ると拍の頭で1/4倍速の薬中人の3フィンガーが行われていることが分かる。

ひたすら薬中人…をしつつ、隠されたリズムとしての低速3フィンガーを意識してアクセントを置くことでリズムを取りやすくするというアイデアはどうだろうか?この隠れ3フィンガーをガイドにしてクリックに合わせれば大幅にやりやすくなってくる…気がする。気持ちトレモロピッキングをしつつもアクセントを付ける指で4拍子を取っていくというアイデアだ。

複合リズム説

上に述べた隠れリズム説は拍頭に注目したが、残りの部分にも注目すると薬中人…は(薬/中人薬)(中/人薬中)(人/薬中人)…と解釈できる。この解釈では隠れリズムの低速3フィンガーに3種類の3フィンガーが合成された複合リズムと解釈することができる。

3フィンガーの基本単位は薬中人だが、実は中人薬と人薬中のパターンも練習する必要があるというアイデアだ。連打すれば区別はつかないが、解釈を変えると急にできなくなるので、もしかしたらこれがカギかも…知れない。解釈としては4拍子を1+3=4拍子として考える。

おまけ

人によってフォームが違うので3フィンガーは奥が深い

ぶっちゃけ2フィンガーにアップピッキングを取り入れて人中でそれぞれ1フィンガーの要領でアップダウンさせれば1モーションで2倍の音数なので、1から3フィンガーを始めるならそっちの方が16分は簡単そうな気がする。人↓人↑中↓中↑の動きが複雑すぎて左手が回らないのと指と爪への負荷が結構高めなのが課題だが。。。

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