新型コロナウイルスの予防:日常生活で気を付けるべきポイント
日本国内でも感染者が増え続けている新型コロナウイルス。
拡大を防ぐためには、接触・飛沫感染予防が重要ですが、ここでは実際の日常生活で気を付けるべきポイントについて解説していきます。
新型コロナウイルスにおける日常生活での注意点
マスクは万能ではない、触れる場所と触れた後の手指衛生が重要
日本ではマスク不足が問題になっています。
もちろん、新型コロナウイルスの感染予防にマスクは重要ですがマスクだけしていれば、新型コロナウイルスにかからないわけではありません。
マスク表面にウイルスがついた場合に、その部分を触った手などで他の場所を触ったり体の一部を触った時点でウイルスは触れた部分に付着します。
そのため、マスクだけでなく手を肩以上に挙げて触れないことが重要です。
触れる時はその前に手洗いや手指衛生を必ず行いましょう。
通勤や通学時の気を付けるべきポイント
マスクを適切に着用する
徒歩や辞典や自家用車など公共機関をなるべく避ける
公共交通機関を利用するときは、車内のものに手を触れない
通勤や通学時に気を付けるべきポイントは上記の3つです。
マスクをつけていても鼻が出ていたり、隙間があると意味がありません。
そしてなるべく多数の人が利用する公共交通機関を避けることが重要です。
ただ、公共交通機関を利用しないことはなかなか難しいので、利用するときはしっかりとマスクを着用し、車内のものに手を触れない。
触れた場合は、その手で他の場所や体の一部を触る前に手指衛生もしくは手洗いをすることが重要です。
職場での注意すべきポイント
発熱など体調不良がある場合は、職場に行かない。
エレベーターに乗った時は、ボタンなどに触れた後必ず手指衛生や手洗いを行う。
階段を使用して、なるべく人込みや密集する場所を避ける。
部屋の出入りや移動の前後は必ず手指衛生、手洗いをする。
職場で注意すべきポイントは上記の4つです。
通学・勤前の確認が必要ですが、発熱や倦怠感などの体調不良がある場合は出勤や登校せず休むことが重要です。
エレベーターのボタンやエスカレーターの手すりなどは、不特定多数の人が触れる場所であるためなるべく触れないようにすること。
触れた場合は、必ず手指衛生や手洗いを行うことが重要です。
また、エレベーターは密閉や密集空間になるためなるべく避けて階段などを利用することも重要です。
職場での食事の時の気を付けるべきポイント
食堂やレストランを利用する場合は、混雑を避けるために食事時間をずらす
食事の直前にマスクを外す。食事前後には必ず手洗いを行う。
料理はシェアしない
食事の際の注意すべきポイントは上記の3つです。
どうしても食堂などは密集空間になるため、なるべく食事の時間をずらすことが重要です。
また、食事の直前にマスクを外し、食事前後には必ず手洗いを行います。マスクを外す際は表面には触れず、紐の部分をもって外すことも重要です。
そして楽しい食事の時間ですが、会話は最小限にして料理をシェアすることは避けることが重要です。
帰宅時の注意すべきポイント
マスクを取り外してから手洗いや手指衛生を行う。
アルコールを含むクロス等を使用して携帯電話や鍵などの手が触れる部分を消毒する。
宴会など大人数で集まらない。
帰宅時に注意すべきポイントは上記の3つです。
家に帰ったらまずはマスクを外して、手洗いや手指衛生を行います。ここでもマスクを外すときは表面には触れないように気を付けることも重要です。
また、可能であれば手がよく触れる携帯電話やスマートフォン、鍵などの手が触れる部分をアルコールを含む除菌ティッシュなどを用いて消毒します。
さらに、仕事の後は宴会やパーティーなど大人数が集まる場所に行かないことが重要です。
自宅で注意すべきポイント
外出は自粛します。外出する際には必ずマスクを着用します。
トイレの後にはハンドソープで手洗いをする。
寝室は定期的に窓を開けて換気を行う。
自宅での注意すべきポイントは上記の3つです。
まずは不要不急の外出を控えます。
トイレの後にはハンドソープで手洗いを行います。
また、寝室など長時間生活をする空間は、窓を定期的に開け換気をすることが重要です。
マスクの捨て方
マスクをつける前後に手指衛生や手洗いを行い、外す際は必ず紐の部分をもって外す。
そのままビニール袋などに包んで廃棄する。
ゴミ箱のとってなど、高頻度に手が触れる部分はアルコールを含むティッシュなどで消毒を行う。
最後に最も重要なマスクの着脱の際に気を付けるべきポイントは上記の3つです。
マスクをつける前も外す際も必ず手指衛生や手洗いを行います。
特に外す際は、マスクの表面にウイルスが付着している可能性があるため、表面に触れないように外し、廃棄後必ず手指衛生や手洗いを行います。
また、ごみ箱も不潔になるため可能であれば消毒を行うことが重要です。
コロナウイルスは世界で拡散を続けています。
自宅での自粛はもちろん大切ですが、自粛とともに各ポイントに気を付けた感染対策が重要です。
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