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恋愛嫌悪?感情

今日もやもやしたことがある。

推しという存在にファンはさまざまな感情を向けていると思うが、中でも恋愛感情に近いものを抱いている人は多い。私は生物学上女性のため、男性アイドルを好きと言うと恋愛的に好きなのかと思われることが多い気がする。正直私はアイドルの人の恋心を利用したお商売は好きじゃない。なぜなら私がファンの一部として想定されていないように思えるからだ。私が他者に対する恋愛感情を持ち合わせていない、持ちにくいこともあり勿論第四の壁を挟んだ芸能人にも同様に恋愛的な感情は向けていない。そしてファンのコミュニティの中でも恋愛に近い感情で推しという存在を好きでいることが前提で話が進む。他にも理由はあるけれどそんなことを主な理由に私は男性アイドルを好きでいることやそれを口にすることが面倒臭くなってしまった。私にとって男性の推しを作ることは友人とのコミュニケーションの中で話題にするためのツールでしかない。

女性の推しは沢山いる。正直女性の容姿に関しての方が審美眼が備わっている気がするし、衣装やメイクなど参考にしたいことも沢山あって見ていて楽しい。
私は今日好きな女優さんの出演情報をチェックしていた。そこで来月末に公開する映画があったので妹に一緒に見に行かないか聞いてみた。妹はその映画の予告を見て一言、「あ、お姉ちゃんがこれを見たい本当の理由がわかった。この男性アイドルが出てるからでしょ?」とニヤニヤしていた。まだ好きなんだ〜と言ってきた。実はその映画には私のかつて好きだった男性アイドルも出演していた。気づいてはいたが大本命は女優さんである。私は妹のその反応に気持ち悪いと思ってしまった。妹の思考の片隅に男性に恋をしている私がいるのが嫌だった。私は今まで恋愛感情が他人に向かない、向きにくいだけだと思っていたがどうやらそれ以外の理由もある気がした。私は自分が恋愛感情を抱いていることが嫌いなのかもしれない。恋愛嫌悪の感情が強いのかもしれない。

願わくば私は三歳くらいの子供のように性別や恋愛感情が曖昧で気にもしなくてよかったあの頃を今でもやっていたい。

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