無題0

社会構造(国際社会含む)の実態を知り、覚えた疑問が反動や諦めに堕すのを防ぐには、権利観の刷新が必要ではないか

2019-4-005 特権階級の存在等、社会構造の実態とそこへの向き合い方に関するスレにて

社会構造(国際社会含む)の実態を知り、覚えた疑問が、
反動や諦めに堕すのを防ぐには、
権利というものに対する理解の刷新が必要と考えます。

人権や主権や財産権も、愛や平和や多様性確保も、
フェアアンフェアを区分けせずに保障する近代型だから、
不当な利得、不当な不利益回避に利用されるわけで、

近代(欧米)の功罪やその罪側面の除去必要性を認め、

フェアを越えては助けない、助かろうとしない、
これを権利よりも上位の理念とする世界に替えましょう。


通用してる領域が広いほど確からしい、
何についての確からしさが問われるべきかは場の性質が決める、
これらから成る価値付け原理を、

善や正義の根幹に置く事で、善や正義への相対主義的態度を退け、

その場その場の代替不可能な固有性に即した扱い(着目無視や損得割り振り)への支持をフェアと見て、
場(内面世界や自国社会等)の管理者ポジションに、
アンフェアの発生責任を問う、

つまり、場の本質を損なわないように形式や帰結を組み上げる責任に、
権利の根拠を見る。

秩序や倫理に関する理論もそういう方向に替えましょう。
(その責任をあらゆる場に見れば、ホッブズ問題も霧散するはずです。)


以上に際しては、右派左派の対立構図と一線を画すべく、

例えば、対資本主義でも対民主主義でも、

あくまで、実情に即する(ドーピング選手がレースに参加してるならしてるなりの帰結を導く近代型)を、
場を構成する主体のフェア化により、場の本質に即するへと、
修正する内容に限る事で、

近代(アリストテレス的演繹の克服)からの逆行(反動)に当たる、
フィードバック作用が希薄である等の、
場の性質を具体化条件とはせずに計画や設計を本質扱いする類との、

差異を明確にする必要があります。

同様に、対格差や対差別も、
先の支持や、ある場における優劣等を他の場に越境させない配慮を、
要求する内容に限りましょう。


また、そうした方向性に資する、場の本質の保障に力点を置いた教育を、
国の責任とする為にも、

知性や社会性の育成が、いらぬ特化を避ける能力の獲得とは無関係、
という現行教育の形骸性と、

抽象化と具体化条件割り出しの最大限追究を知性の実質、
先の支持を倫理の実質として押さえた修正版教育の、

周知を図りましょう。


そうして可能になった、形骸でない育成を経た知性や社会性と、
上で見た刷新された権利観とがあってやっと、

社会構造に対しても、

理想と現実の関係を先の最大限追究の枠組みで捉えた像と、
実態とのずれとして修正対象を見出したり、

そこを修正するという主題が、
自分の資質と環境のそれぞれから取り出した代替不可能な要素を、
その性質(主題の具体化条件)とする場に置かれている、
との図式を背景に向き合う事が、

つまり、対実態が安易な反発や受容でない帰結を見る事が、
可能になるのだと思います。

ご支援の程よろしくお願い致します。