【FX】オーストラリア景気下振れリスク🚨豪ドルNZドルの見通しは?
豪コモンウェルス銀行(CBA)は14日、高金利の影響で家計や企業が、2024年度も圧迫されるとの見通しを示しました。
オーストラリア経済の下振れ要因
・中国等の需要減速
・長引くインフレ
・地政学的緊張
マット・コミン最高経営責任者(CEO)は、金利上昇が家計や企業に悪影響を与えるので、延滞や減損が増加するだろうと言っています。
アメリカの地銀が経営不振に陥っているように、銀行の金回りが悪くなるニュースが今後も出てくる可能性があります。
豪ドルNZドルの見通し
豪ドルNZドルの売買を行う、「あんずFX」からすると、豪ドルNZドルが下げてくれるのは利益になります。
ただ、直近の下げで基本レンジ下限まで下がってきたので、ここから先下げてくると売買のロットが下がることになります。
基本レンジの外は、ワイドレンジで対応していますが、ロットが違います。
手動ではないので、為替チャートを見ながらどうこうすることはないのですが、方向感だけ見ておきましょう。
週足チャート分析
昨年2023年からの基本レンジ下限、1.06付近まで下げてきています。
1.06を割ったからすぐに下げ続けると言うわけではなく、どのような下げだったかも後々大事になってきます。
先日も瞬間1.06を割り込みましたが、反発して1.068まで上がりました。ここからの動きが楽しみです。
日足チャート分析
長期の移動平均線(緑色)は1.08にあります。ここはかなり重たい蓋になりそうです。上がっても止められるだろうと言う意味です。
4時間足チャート分析
短期移動平均線(赤色)は超えましたが、中期移動平均線(青色)でしっかり止められました。まだ下落の勢いの方が強そうです。
まもなくMACDがデッドクロスするかどうかの時間です。もし、デッドクロスしたなら、そのまま1.06を割るのかどうかが焦点です。
1.06まで下げなければ、安値切り上げで上昇目線になりますし、1.06を割れば更なる下落の下目線になります。
基本レンジの外側の対処
1.06を下に割った場合の対処を考えておきます。あくまでも現時点での考えなので、今後の経済情勢などで変わることは十分に有り得ます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?