真面目の弊害

昨日イライラしすぎて何もかも放ってしまったので早く出社してみる。全然「脱まじめ」できてない。
しかもいつもより30分早く起きたのに、会社には20分ほどしか早くつかなくて、早起きの精神的苦痛に比べて得るものが少なすぎた。1時間くらい早く起きないと三文の徳を感じられないっぽい。厳しい。

四連休をとっていた同僚が静岡土産でこっこを買ってきてくれる。こっこは私の好きなお土産ランキングトップ5には入るので欣喜雀躍。プレーン味もまた良し。

昨日はうまくいかなかった差し込み印刷もスムーズにいって、午前中は快調だった。午前中までは。

強制的にインスタ広告の手続きをさせれており、MetaのおふざけUIのせいで4時間くらい眉間に皺を寄せ続けた。どうしたらこんな意味不明、曖昧模糊、邪智暴虐なシステムが作れるのか。許せない。あと一歩でモニターを拳で叩き割るところだった。
ていうか私ど素人なのにこんなことやってて万一予算の桁とかミスってたらどうなっちゃうんだ。怖い。なるべく報連相して責任の所在を分散させたい。一緒に責任を取れないなら上は私に何も任せないでくれ。責任なくして信頼もなし。

ムカムカしてきた4時過ぎ。小腹も減ってきた。こっこのことが頭をチラつく。同僚曰く、一人一個とると剰余が五個出るらしい。それを誰がとるかは、その人の倫理観による、と。
遠慮のかたまりって勿体無いから食べた方がいいんだろうけど、今日出社してない人もいるし、何よりあの大人気こっこだから、お土産に関して図々しい私もさすがに二個目をとるのは気が引ける。

給水に行くたびに、共有スペースに燦然と輝くこっこをチラ見。
ああ、こうして自分のくだらない真面目さに拘泥しているうちに、こっこは刻一刻と数を減らしていくのだった。

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今日の嘘ホント比率は1：9でした。