この指が覚えている
朝起きて恐る恐る覗いてみたら、もう跡形もなくなっていた「いいね」欄。
怒り、それを通り越したやるせなさに苛まれつつ出勤。電車でもぼーっと味気なくなった人様のホームを見つめていた。
さっそく同僚にイーロンへの不満をぶつけてみると、「いいね欄なんてあることも意識してなかった」。
えー……。
住む世界が違うんだ、オタクと、そうじゃない人って……!
今日は仕事が早く終わって、珍しく6時台に退勤。空がまだ明るいことに感動を覚える。ウキウキして、帰りに余計な菓子パンを買ってしまう。でもちゃんと2個とも割引のだから、大丈夫。
早く帰ったつもりだったがだらだら料理したり洗濯を回していると結局いつもと変わらない時間に。
気がつくとTwitterを開いていて、そして指はいいね欄を求めて一瞬、空を漂っている。
今日の嘘ホント比率は1:9でした。
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