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ぼっち旅2019 〜8.夕暮れ時は寂しくもなる〜

既に年を跨ぎ2月になってしまいましたが、あれ?昨年の旅の記憶とか忘れちゃったらもったいない、と思ったことからまとめて記録として残すことにしました。ただ人に読んでほしいというよりは自身の備忘の観点が多くなるのはご容赦ください。

粋な移動は手に負担

国会図書館を後にしたKikoさん。時差ぼけの影響はない!と思っていたものの、ここらへんで少し疲れが見え始めました。長旅で体調を崩しても頼れる人はいない、、、本日は宿に戻ることにしましょう。

そもそもワシントンDCの幾多の博物館、美術館たちは16時過ぎ頃にはその門戸を閉ざしてしまいます。日本でも上野にある博物館とか結構閉まるの早いですよね、何か規制でもあるのでしょうか。

さて、どうやってホテルに帰ろうか、Google先生に聞いてみます。

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バスは少しハードル高いし、配車アプリも2回目だし面白味に欠けると思っていたら、『電動キックボード』の文字が。確かに昼ごろDCの街中を颯爽と駆け抜けていく様を見ていたのでちょっと気になっていましたし、何せ私は小さい頃からキックボード🛴に憧れがあり、わざわざいとこが持っていたのを借りて乗り回していたほどでしたので、乗ってみることにします。

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アプリ上で空いてる車両?を見つけてロック解除。右手のバーコードの右側にレバーがあり下に倒すと加速します。乗ったことないのですが、原動機付自転車と同じ感覚でしょうか?DCでは主に私の利用したLimeとUberと連携しているBIRDが多く普及しているようでした。支払いは利用時間に応じ、アプリ上でクレジット決済なので便利ですね。

ただこの乗り物、みんなスイスイ乗ってるのですが、少々慣れるまでハードル高めです。まずはバランスが重要、私は比較的バランス感覚は良い方で、SUP(スタンドアップパドル)とかもあっさり立てるようになったのですが、なんといってもアメリカの道はあまり舗装がしっかりされていないこともあり、ガタガタガタ、と結構怖いです。ほんとはヘルメット着用を推奨されてるみたいですが、旅先に持ってきてる人なんていないですよね。

あとはスピードが結構簡単に出てしまう点も要注意です。軽くレバーを引くだけで時速30kmとか出てましたので、街中でスピード出すと角から出てきた通行人に衝突リスクありです。そのスピードも相まってか、長時間乗ってると、腕や腰にGがかかり?しんどくなるところもあります。

電動キックボードなので充電式で動いていることもあり、電池も無くなってきたところで、腰や腕も痛いので休憩しましょう。ちなみにこのキックボードの充電を家でして配る“Juicer”(Limeだけに、ジュースを補充する人という意味合いでしょうか)というビジネスもあるみたいです、新たな移動手段は新たなビジネスを生むんですね。ちなみに日本でもKDDIがLimenに出資して日本での導入を進めているみたいですが、アメリカでは『事故っても自己責任』で通ってるみたいで、なかなか危ないと思いましたので、個人的には日本でも乗れる日はまだかなり遠いと感じています。

APPLE STOREの評価が4.9/5なのは化け物ですね。。

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日本では去ったブームは米国で

最近タピオカ飲んでますか?日本でも2019年の後半くらいからだいぶ陰りが見え始めたタピオカブームですが、アメリカではどうなんでしょうか。

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“KUNG FU TEA”、ティーショップとヌードルスタンドが合体したお店でした。まあ正直別にそんな繁盛している感じではないですが、オフィス街が近いので平日のほうがお客さん多そうですかね。

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日本でもよくあるのですが、正直ドリンクの詳細が分かりかねますので、いつも無難なものを頼んでしまうKikoさん。オーソドックスなタピオカミルクティーを注文です。

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日本と同じように氷の多さや甘さを選べる仕様になってましたが、こういった味の好みを選ばせる目的っていつも何なのか気になっていました。例えば甘さでいえば、ふつうや50%というのがどの程度の甘さなのかわからないと、それより甘い方がいい、悪いというのは選べないと思います。「これが甘さふつうなのでそれと比べてどっちがいいですか?」と一口飲ませてもらえるのであれば答えられるんですけどね。ある意味自分で選んだから仮に口に合わなくても店側のせいにせず仕方ない、と思ってもらえるための心理戦略でしょうか。

長旅初日の終わり

ホテルに戻ってきました。17:30からホテル併設のバーで一杯ドリンクサービスがあるということで頂くことにしました。飛行機ではSpriteしか飲んでいないので、この旅で初の飲酒です。私はそこまでお酒強くないのですけど、せっかくなので。

よく海外のホテルで“Complimentary”という表現を見ますよね。簡単に言えば『タダ』ということです。外国人からしたら“Free”と書いてある方が分かりやすいとは思いますが、少しフォーマルな使い方ですね。

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季節限定の白サングリアを作っていただいた際のバーテンダーさんとのやり取りです。

Kiko:サングリアを一杯頂けますか?
バーテンさん:証明書はありますか?
Kiko:え、証明書ってなんですか?
バーテンさん:お酒を頼む際は必要なんですよ。
Kiko:(あ、年齢確認か)パスポート のコピーでいいですか?
バーテンさん:大丈夫!
Kiko:ありがとうございます!

私もまだまだ若く見えたのか?と少し嬉しく思いつつ、とは言え一般的に日本人は体格顔つき的に若く見えるんですかね。大学時代に家族でロサンゼルスに行った際に母親と一緒にホテルのジャグジーに入っていたら、アメリカ人の方に、私の40代の母親が大学生と間違えられたことを思い出しました。

あとは日本だと年齢確認をするのは失礼に当たるからかあまりお酒を頼んでも確認されないことが多いのですが、アメリカは逆に厳しいんでしょうか。まあ何にせよ、何があるかわかりませんので、パスポートのコピーを持ち歩くのが吉ですね。

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ほろ酔いのKikoさん、夜の街をホテルを少しぶらぶらしただけで眠たくなってしまいました。飛行機疲れもあり、フラットで眠れる幸せを噛みしめつつ寝床に入ります。一人旅の初日終わりを迎えての感想は、やっぱりちょっと寂しい。いつも一緒に旅してくれる人には感謝しなければと思いつつ、せっかくの一人旅を精一杯満喫することにします。

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明日はどんな美に巡り会うことができるのか期待に胸を膨らませつつ、おやすみなさい。

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