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【山】山の日〜乗鞍岳〜

8月11日、山の日に岐阜県高山市にある乗鞍岳に登ってきました。

お盆の渋滞も考慮して、10日の夜中に出発した。途中、激しいゲリラ豪雨になったり(ハンドル持っていかれそうになった我)、分厚い雲が消えなかったり、不安要素は消えなかったけど、高山市へ着く頃少しだけ明るくなり天気も少しずつ良くなっていました。

乗鞍岳へは、バスで標高2700mまで行くことができる。山の日もあってか、バス停は大賑わいわい。乗鞍岳の標高はおよそ3000m。つまり2700mまで行けるということは、頂上までは300mほどでいけるということになる(ありがたき楽さ)今年から登山を始め、この1か月半ほどほぼニート生活のようなものをしていたマジモンの運動不足のわたしにとってはちょうどよかった。

バス停の駐車場で車を止め、車で装備変更を行いいざ。

バスに乗り、標高2700mの畳平バス停へ。20分ほど走ると開けた山道に突入する。ほぼアルプスの少女ハイジの景色である。畳平へ着き、バスを降りると下界からは想像もできないほどの気温。即、長袖を着用する。

バスからの景色

畳平での写真スポットを経て、いざ出発。

いざ、出発

出発の時には、天気もめちゃくちゃ良くて、登りながら「スゲ〜」の言葉しか出ない語彙力。人間本当に感動するときは、簡単な言葉しか出てこないものである(きくを)

歩き始めてはじめにでてくるのが"鶴ヶ池"。
ブルー中のブルーをしている。美しい。

映え狙いのジュースのような色「鶴ヶ池」

そこからまず富士見岳へ足を進めます。ここは標高2800mぐらいなので、畳平からいうとおよそ標高差100m。すぐに登れます。そこから"不消ヶ池"が見える。

嘘つけ!というぐらいの青「不消ヶ池」

富士見岳を100m下山してから、剣ヶ峰方面へ。15分ほど歩くと肩ノ小屋がある。本日の宿である。15時からチェックインなので、お昼ご飯を剣ヶ峰のふもとで。

メイン
肩ノ小屋

お昼は定番のカレーメシ!今回のカレーメシ、収納術として、中身をジップロックに移し替えて持っていくとカップ分のカサが減ると教えてもらって実践したのですが、それがまぁ失敗でした。やっぱりカップに入ってる意味はちゃんとあるんだと実感。それにしてもカレーメシはいつもうまい。シーフードが一番おすすめです。

この景色での昼メシ

お昼を食べていざ剣ヶ峰へ。ある程度ロープなどもあり、登りやすくなっているが、とにかく大きい岩が多いので油断するとズルッと足を持っていかれそうになる。雨の日なんかは想像するだけで冷や汗をかきそうになる。

頂上小屋ではコーヒーを飲みました(頂上小屋のお父さんは少し不機嫌気味)

1時間ほどで頂上へ。頂上ではミニ神社があり、お祈りをしました。

登頂


そこから下山し、お世話になる肩ノ小屋にチェックイン。ここで素敵な出会いが。事前に友達に肩ノ小屋で働いている"たかちゃん"を紹介していただいていました。その、たかちゃんにも無事会えて、夜飲もうとお誘いいただいていたのに、夜中に出発したもんだから私達ったらすぐ爆睡していました。実は朝ご来光を見るために、3時に起きてもう一度登るはずだったのに、当たり前にその時間も過ぎしっかりと6時ごろまで睡眠。次の日、たかちゃんにはごめんなさいをしました(また来て、一緒に飲もうね!と優しい言葉をいただきました)

ただ、次の日雨?霧?の影響でご来光どころか、3m先も見えずの状態。朝ごはんを食べてすぐにチェックアウトで畳平へ戻りました。

昨日と全く違う状態だったので、周りの景色も全く違う景色。というか、周りがほぼ見えず、前日本当に天気に恵まれていたと実感。

全然見えない

そのまま畳平へ戻り、バスに乗って戻りました。

今年登山を始めた素人が考える登山の良さですが、まずは人とのコミュニケーションだとおもう。すれ違う知らない人たちと挨拶を交わす、街中では絶対にしないことなのである意味非日常感がある。下山したら、流れでしてしまいそうになる(高速降りてもそのままのスピードで運転してしまいそうになる感覚と同じ)

もう一つは定番だけどやっぱり景色。普段よっぽど高い位置に住んでいないと見ることができないから、そこは登山の魅力だとおもう。あと何がいいって、登山後のお風呂ですね。

そんな登山をした、山の日であった。

今回の一曲は、こんな快晴で聴きたい曲を。


サニーデイサービス / 晴れた日のメロディ

タイトル通り。ジャケも良い。この曲のイメージは、ジャケのような澄んだ青じゃなくて、登山の時みたいにもうちょっと濃い青ってイメージ。歌詞には日常だけど、理想の幸せみたいなのが全部詰まってる。サニーデイの曲はこんな感じが多い気がします。サニーデイも夏に見るのがいいなあ。

それでは。

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