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ゴダールが亡くなった

Jean-Luc Godardが亡くなった。91歳、もうそんな歳だったのかと訃報を見て思う。

初めてゴダールの映画を観たのはたしか中学生の頃で、『気狂いピエロ』だったと思う。平日の昼間で、夏だった(たぶん)

ひとつひとつのカットや台詞や衣装や美術や、何もかもがそれまで観てきたどの映画とも違って、えらく感動したのを覚えている。それまで自分がいだいていた映画のイメージ自体がガラッと変わってしまうような体験だった。

そのあとしばらくは彼の作品の系譜を辿ってフランスの映画や文学にどっぷりになった時期があり、気がつけばフランスの文化にかぶれた高校生になっていた。

以降は新作が出るたびに映画館に足を運んだ。この人はまだまだ新しい映画を撮るのだろうとぼんやりと思っていて、どこかで安心していた。

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今回の訃報を受けて、「ゴダールがいたから、20世紀は『愛の世紀』だった」と書いていた友人がいたけれど、まさにそんな気分でいる。彼がいない世界はさびしい。ありがとうございました。


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