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10/8の日記:プロセカに行きついた

Macからのびたusbケーブルに、コンセントに刺さってないacアダプタをはめたらMacがフォンと充電音を発したのでびっくりした。ギロチンで人の首をはねたとき何秒意識が残ってるか…みたいな話を連想し、そこから清涼院流水の小説『コズミック』で首を斬られた人視点で語られるパートがあったことを思い出した。たしか、切られた首はボウリングのレーンを転がってピンを全部倒した、か、最後の一本を倒したか、どっちかだった。

寒いから電気ケトルから出る蒸気がよく見える。

ふと思い立ってちょっと前にプロセカを始めた。シナリオはまださわりしか読んでないけど、ポジティブで素敵な設定だと思った。ボカロ直撃世代なのにこれまでの人生でほとんど聴いてこなかった自分でもグッときたから思い入れのある人はとても感動するんじゃないだろうか。ミクたち「バーチャルシンガー」の在りようが現実と作中でほぼ変わらないからそこを基準点としてオリジナルの人間キャラクターにとても感情移入できるし、しかもその上で彼らはバーチャルシンガーと一緒に歌を歌えるのほんと感動的だと思う。

プロセカを始めたのはボカロPのいよわの曲がすごい良かったからなんだけど、いよわの曲は入っていなさそうだった。いよわを知ったのはP丸様の新譜に入ってる『スーパーレア』という曲の楽曲提供者だったからだ。こないだやってたにじさんじのライブの無料放送が終わったタイミングでたまたまP丸様のバースデーライブもやってたのでそっちに移動した時に知った。
日頃から漫然とVtuberを見てるけど、彼ら彼女らをアイドルのように受容する感覚についていけないと思うことが時々ある。にじさんじのライブからいよわに行き着いたのはたまたまなんだけど(YouTubeの関連動画のアルゴリズムのせい)、そのたまたまによって、自分がボカロを通ってないからしっくりこないのかもと思い、プロセカを始めたのだった。

歌詞の内容とか早口な感じとかが苦手で思春期にはボカロにはまれなかったが、改めて『脳漿炸裂ガール』を聴いたらサビの「さあさあ」のとこがすごくアイコニックな感じがしてかっこいいじゃんと思った。もっとも、当時の私はボカロを毛嫌いしておきながら筋肉少女帯を聴いているようなやつで、ボカロの歌詞をイタいと感じていたのは今思えば同族嫌悪に他ならない。今はちょっと距離を置いて聴けるから良いと思えるんだろうな。




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