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ブランド志向(嗜好)


人々は往々にしてブランドが好きだ。
何故かわからないが、物の良さとブランドの有名度を比べ、
二者択一だった場合は、後者の方を選ぶだろう。
それほどまでに人々はブランド志向が強いと思っている。特に日本人は顕著。
中国人もか。
うちとあちらの国はそういう部分で似てる気がする。
よく話題に上るのは、
アメリカ、イギリスの人たちは、ルイヴィトン、バレンシアガ、グッチのハイブランドなどほとんど身に付けないと聞く。
というのも明確な理由があり、所得に応じて着るものを選んでいるから。
よほど生活に余裕があり、 
食べ物も住処も困っていない、
そんな裕福な家庭が最終的に服にお金をかける。
そのため、カバン、財布だけハイブランドと言う
「1点豪華主義」は国内だけの話だと思う。

(中国人とかは統一してブランドを身に付けている気がする。)

日本の恐ろしいところは、もの欲しさに、
平気で借金をして、カラダを売って生活する人がかなりの数いると言うことだ。

海外から見たらクレイジーだと言わざるを得ない。それぐらい日本人のブランドに対する感覚が狂っている。

見栄を張ると言う行為が日本人によく見られる。誰かの目を気にしてファッションを選んだり人がいいと思う物を積極的に取り入れたりするのが国民性として顕著だ。

自分で判断して、何かを選んだり、信念に向かって何かをしたりする事は基本的にはないのかな。
流行にとても敏感。

例えばここ3年ぐらいオーバーサイズが流行としてたくさんの人が街中で取り入れているが、正直イケてる思う人は何人もいない。

シュプリームの価値。
元来、
中身がかっこいい人達がシュプリームを着てたからかっこよかった。
ただ、マネして着てる人たちが着てる今は本当に台無し。
今でこそシュプリームはラグジュアリーブランドみたいな立ち位置になっているが、質も粗悪だし、
(ストリートブランドなので仕方がないが)

デザインも一昔前に比べると、完全に置きに行っているデザインが顕著に見られる。
身に付ける人たちも、もはやファッションが好きと言うよりも、自分たちの力を誇示するために身に付けているような、ロゴを主張した感じに見える。

ブランドとしての価値は、最大限に上がったみたいではあるが、実体がなくなってしまった。ストリートブランドとしてのかっこよさは見る影もない。魂を売ってしまった。

結論、ブランドよりも人となりが大事ってこと。そしてそれは多くの人は分かっていて、自分は、それにやっと気付けたということ。

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