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ラオス首相府記事まとめ:2020年1月

2020年1月に掲載されたラオス首相府の記事をまとめました。

2020年1月6日の記事:トンルン首相、第42回ベトナム・ラオス政府年次合同委員会会議を開催

トンルン・シースリット首相グエン・スアン・フック首相は、第42回ベトナム・ラオス政府年次合同委員会会議を開催。両国の特別な関係を高く評価。8つの文書を交換。通信、物流、電力事業(ラオス→ベトナムへの売電)、政治、外交、国防、貿易、投資、教育、人材育成、などの分野において引き続き協力を確認。トンルン首相一行は、グエン・フー・チョン ・ベトナム共産党書記長及びグエン・ティ・キム・ガン・ベトナム国会議長も訪問。2020年1月4日、ハノイにて。
(写真左:トンルン首相 右:フック首相)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1386&CateID=2

その他の記事

2020年1月6日の記事:トンルン首相中国公式訪問

トンルン・シースリット首相:中国を公式訪問。2020年1月5日~9日。
周金平国家主席を表敬訪問
・1月6日朝、歓迎式に出席
李克強首相と首脳会談、人民大会堂にて
・伝統的友好関係、〔長期的安全保障に係る〕包括的・戦略的パートナーシップの確認
・建国70周年に祝意、周金平国家主席の指導力、李克強首相の政府運営を称賛
・両国協力プロジェクトの進捗確認(中国が対ラオス海外投資国1位、ラオス・中国高速鉄道83%の進捗、ラオス・中国高速道路・ビエンチャン-バンビエン間50%の進捗)
・2021年はラオス・中国国交60周年記念
・両首相:2020年3月ランチャン・メコン首脳会議ビエンチャンで開催し共同議長を務めることで合意
栗戦書・全国人民代表大会常務委員長の訪問を受ける
陳豪・雲南省委書記の訪問を受ける
胡和平・陝西省委書記の訪問を受ける
(写真左:李克強首相 右:トンルン首相)

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(写真左:トンルン首相 右:習近平国家主席)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1387&CateID=2

2020年1月9日の記事:トンルン首相中国公式訪問2

トンルン・シースリット首相:1月9日午前、中国・雲南省視察。2020年1月5日~9日の日程で中国を公式訪問の一環。雲南農業グループ社を視察
・1951年設立、2014年に分社化し、同省で緑化事業、農業、林業を展開する大手
国立・昆明鉄道技術職業訓練所を視察
・鉄道貨物輸送、鉄道修理、電気系統など4つの大グループ、16の支所に分かれている(施設が?扱う分野として??)
・61年間で3万人を養成
・2019年は5000人以上が鉄道技術分野の講習を受講、雲南省商務局管轄の鉄道技術分野の講習も開催(15日間コース、ラオス、ミャンマー、タイから15人が参加)
・2020年からは、ラオス学生600人向けの研修実施に伴い、同研修の講師養成講座を3タームに分けて計画(別記事では、この600人はラオス政府が鉄道事業に採用する人材、としている)
雲南省の投資建設グループ社を視察
(注:雲南省海外投資有限会社、Yunnan Provincial overseas Investment Co.,Ltdと思われる)
・同社は、ビエンチャン・バンビエン高速道路プロジェクト、セイセタ総合開発区、商業施設ビエンチャンセンターに投資している
(写真:トンルン首相、ブンチャン・シンタヴォン・ラオス公共事業運輸大臣、ペット・ポンピパック・ラオス首相府長官兼首相府付大臣ら)

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(写真:トンルン首相、後方にサルムサイ・コンマシット外務大臣も)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1388&CateID=2

2020年1月15日の記事:党則実施状況の総評

カムラワン・チャンタラワン首相府副長官?が議長を務め会議を開催、党第10回大会における党則の実施状況を総評。各省副大臣、首相府副長官、局長、次長、首相府の党員らが参加。ブンナック・ルワングラート・党人事局次長(Ms)が首相府における党則の実施状況について報告。1月15日朝、首相府にて。

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(カムラワン・チャンタラワン首相府副長官?)

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(写真:最前列左、青い服の女性はティパコン財務副大臣)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/office.aspx?ItemID=281&CateID=0

2020年1月21日の記事 :投資許可についての首相命令発出

トンルン・シースリット首相投資許可における改善についての首相命令03号を2020年1月21日付で発出。投資奨励法の施行強化としての位置づけ。同法は、ワンストップサービスの改善、国内外からの投資誘致促進、投資手続きの迅速化・透明性向上などについて定めている。(注:首相命令はラオス語で「カムサング」、英語でOrder of the Prime Minister。「ダムラット」Decreeとは違う)

(首相命令03号)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/press.aspx?ItemID=131&CateID=0

2020年1月21日の記事:トンルン首相国立経済研究所訪問

トンルン・シースリット首相:1月21日午後、国立経済研究所(NIER)を訪問、職員と意見交換。リーバー・リーブアパオ・同所長代理から同所の活動報告、マクロ経済状況及び今後の課題について概要説明を受ける。同所の1事務所、4研究所には職員102人が在籍。
博士号取得の研究者9人(内女性2人)
修士号取得の研究者38人(内女性13人)
学士号取得の研究者50人(内女性22人)
同所は、緑化成長戦略、生活必需品の価格構造などの研究で成果を出す一方、JICAと共同しラオス財政安定化政策に関する研究を成功させた。また、国営企業、共同組合の改善、経済特区開発の分野においても研究を進めている。
(トンルン首相)

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(写真:最前列右から2番目・リーバー所長代理)

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(同所前での集合写真)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1389&CateID=5

2020年1月23日の記事:1月政府月例会議

トンルン・シースリット首相が議長を務め1月政府月例会議を開催(1月22日~23日午後、首相府にて)
1 各方面からのブリーフィング
地域国際情勢、国民の生産活動の促進状況、感染症注意、為替・物価管理状況、気候変動、社会状況各事項について精査の上措置を決定(外務省、国防省・治安維持省、商工省・農林省、天然資源環境省、保健省に対しての5項目に言及)
 第42回ベトナム・ラオス政府年次合同委員会会議結果報告意見交換。関係省庁がベトナムとの合意事項について実施していくことを確認。3 トンルン首相の中国公式訪問(2020年1月5日~9日)の結果報告・意見交換。合意事項及び共同プロジェクトの実施に向け、関係機関が障害を除去し推進することを確認
 ラオスロシアの二国間協力関係における格上げについての報告。2020年10月60周年を迎えるラオス・ロシア国交樹立を祝うため、実行委員会設立されることを確認歴史・芸術・文学などに関連した両国間の交流行事も予定
 Mobile Moneyを導入した歳入徴収?における近代化についての報告・意見交換。国家のデジタル経済化電子決済への移行に関するマスタープラン作成のため、副首相財務大臣とし、関係大臣・副大臣が参加するタスクフォース設立を確認。2020年3月の政府月例会議で進捗報告あり。
 農村エネルギー振興開発基金にかかる首相令草案承認。議論を踏まえ修正をした後公布される(エネルギー鉱業省が担当)
そのほかにトンルン首相は今後の活動指針について指示したことが紹介されている(20項目ほどあるが省略)
(写真左:トンルン首相)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/press.aspx?ItemID=133&CateID=0

2020年1月28日の記事:首相府発出最緊急通知:コロナウイルスによる肺炎流行の対策

2020年1月30日の記事:首相府女性同盟総会

1月30日午前、首相府会議室2階にて第5回首相府女性同盟総会​が開催。議長:ブンナック・ルワングラート・首相府女性同盟会長インラワン・ケオブンパン党中央員兼女性同盟会長ペット・ポンピパック・党中央員、党首相府委員会書記、首相府女性同盟員ら151名が出席。
会議では、投票の上満場一致で次の者を首相府女性同盟委員会のしい運営メンバーとして選出。(注:5年の任期と思われる)
(12名が立候補、7名が選ばれた)
(1)ブンナック・ルワングラート会長(再選)
(2)ヴィラサティ・ソムブンカン副会長兼監査役
(3)ブンナワン・カングミーサイ副会長
(4)スリカン・ポムマチャン役員兼監査役補佐
(5)サーイラッサミー・ウドムハック役員
(6)サーイソーン・ブンヴィライ役員
(7)マニーヴォーン・スィマラヴォン役員

(写真:ペット・ポンピパック・党首相府委員会書記(中央)、インラワン・ケオブンパン女性同盟会長(ペット氏の左側、赤系のシン)、ブンナック・ルワングラート・首相府女性同盟会長(と思われる、ペット氏の右側)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/office.aspx?ItemID=283&CateID=0

2020年1月30日の記事:第7回国家人材開発委員会会合

トンルン・シースリット首相第7回国家人材開発委員会会合に出席(1月29日、ドンチャンパレスホテルにて)。議長:センドゥアン・ラーチャンタブン教育スポーツ大臣兼同委員会長。2025年までの国家人材開発戦略における2019年の実施状況、2020年の実施計画について報告。
トンルン首相は以下に言及:
・中央のみならず地方での人材開発推進すること
・教員のスキルアップ
・同戦略が経済社会計画に沿った実施であること
・労働市場のニーズに対応するため、職業教育、幼稚園からの教育、家族・社会レベルでの教育の重要性
・不足する部分は補うため、外部からの知識を取り入れ、ラオス人のための社会、国家に役立てること
(写真:トンルン首相)

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引用元:
http://laogov.gov.la/activities/pages/news.aspx?ItemID=1391&CateID=5

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