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①誤解を招かないか心配で文章を直し続けて


気にしすぎな人クラブへようこそ監修のかばの人、こと中山陽平です。
実は、この本からもっと深く知れることがあります。ということで、より楽しめるように5分で読める記事を更新していきたいと思います。

4コマの彼女は、何度も「失礼」っていってます。
ところで失礼ってなんでしょう?

失礼の始まり

僕は人見知りです。あんまりそう見えないと言われますが、人見知りです。初めての人といると、実はドキドキしています。

子供のころは特にその傾向がつよかった思い出があります。

いまでも覚えているのは、保育園から小学校に上がるとき。住んでいる学区の関係でたった一人で、友達とわかれ、べつの小学校にいくことになりました。

入学前の顔合わせ、広い体育館にあつめられて、僕以外の子たちは仲良く話しているけれど、何を話していいかわからなくて…誰に話せばいいのかわからなくドキドキ。そんな記憶があります。

知らない相手は何がうれしくて、何がいやかかわからないじゃないですか。だから、何をはなしていい(どんなコミュニケーションが失礼)か、わからなかったんです。

この四コマの女の子も、一生懸命、何が「失礼」になるかを考えていますね。

「失礼の輪郭をつかむ」

・A君はこれが好きでこれが嫌い、
・Bさんはこれが好きでこれが嫌い
・Cくんは大体全部好き
そうやって相手のことがわかって、ようやくその人その人の「失礼の輪郭」がつかめてきます。

いまとなってわかるのは、「失礼」が、私の中にあるものではなくて、私とあなたの間「関係性」にあるということ。

部長との関係性が「密」になっていると、「○○のニュアンスでいってるんだろうな」と、妙な表現があっても許せてしまうもの。一方で「薄い」関係性では、「何言ってんだ…?」と不信をもってしまうことも。

もっと平易な場面でいうと、初めてあった人の名前を呼び捨てにしたら失礼だけど、すごく仲良くなって呼び捨てにすると仲の良い表現だったりしますね。

起きたことが「失礼」にあたるかどうかは、関係性とともに変化してしまう。ともすると、メールの心配が起きないようにするには、普段の関係性を変えていく方が手っ取り早いかもしれませんね。

「失礼」という言葉が深くわかった上で、もういちど「P16」をみると、気づくことがあるかもしれません!

「気にしすぎな人クラブへようこそ」が手元にない方はぜひ、取り寄せてみてね。


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