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目的と目標。問題と課題。

はじめに
 最近目標と目的、問題と課題について考えることが多いので自分なりに考えをまとめてみる。

目的と目標
 ざっくりと自分の中の定義は

目的・・・最終的なゴール。唯一無二のもの
目標・・・目的への指標。複数存在し、数値で表すことができる

 目的は本当に目的なのか?目標はそれでいいのか?これはいつも気をつけている。どういうことか?

よく出てくる登山の話で例えると...
目的・・・登頂すること
目標・・・5合目、6合目など

 まず目的について。登頂してどうするの?なぜ登頂したかったの?という観点が抜けている場合がある。おそらく、達成感を味わいたいとかきれいな朝日を見たいとかが本来の目的なのだと思う。
 もし、登頂することが目的ならヘリコプターで登頂してもいいのか?お昼に登頂してもいいのか?という話になる。
 これは目的と思っていたものが本当は目標だから発生する。目的って大きくなるとそれっぽくなるから注意したい。

 次は目標について。目標は具体的である必要があると思っている。これはなぜか?当然、目的への標であるから。ここが抽象的だと目的への進捗が正確にわからない。可能なら数値に落としたい。物によっては難しいものもあるが

問題と課題

まず、自分の定義
問題・・・理想と現実のGAP
課題・・・問題が起こっている原因

 
問題と課題は別ものだと考えている。目的と目標のような関係。

 例えば、数学のテスト。
 理想は90点、現実は60点。
 この場合問題は何と捉えるか?自分は点数が30点乖離していることを問題と捉える。じゃあ、この30点を埋めるためにどうするか?30点の失点の原因を見てみると二次関数の問題でかなりの点数を落としている。じゃあ、これが一番大きな課題だ!となる。

 自分の使い方はこんな感じ。
30点の乖離を現状と捉え、問題は二次関数と捉える考え方もできると思う。
どっちが正しくて間違っているというわけでない。
 目的と目標と同じ関係で、問題はより上位の問題の課題であったりする。

まとめ

 結局は粒度の問題で、レイヤーの問題である。正しい粒度で考えることで目的や問題を違った方法で攻略できることもある。社会はより複雑だからこそ、適切な粒度で目的、目標、問題、課題を見る必要がある。

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