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長女11歳



我が家の暴君。そして女帝。

長女が11歳に。

11年前、西宮戎で福男が決まった日に、そこからしばらく行ったところの大きな病院の産婦人科で生まれた長女。
小さなカラダで生まれ、小さなカラダで大きくなった長女。まだまだ小さいながらも11年。

この1年は発語がかなり増えて、コミュニケーションがとてもとりやすくなった。手話も少しずつ覚えていって、学校で使うフレーズは手話付きで家でいつもしている。

どこでもお気に入りのフレーズ「わたしはバスで帰ります」をはっきりと手話付きで話すので、学校や病院などいろんなところで混乱を呼んでいる。

やりやすくなったのと同じくらい、やりにくくなった。言葉を理解することがふえたので、拒否反応がすごいのだ…何もわからずについてきてたり、有無言わずに抱っこで連れていけてた頃が恋しい。今は抱っこしようにもわたしの腰と膝に覚悟がいる。

言葉の理解はすれど、心の納得がいかないことがたくさんで、発達年齢的には3歳弱。

イヤイヤ期と小学低学年の調子こき期とホルモンのイタズラ思春期が混雑しており、すんごい大変。

もう、すんっごい大変。

長女の子育て。おそらく一生つづく子育て(からの介護)。手離したくなる時もあるし、幸せをカゴに入れておきたいときもある。時よ止まれとも思うし、早く成長してくれとも思う。

ゆっくり成長する長女。
あなたの少しずつの成長。小さいころは少しずつなのですべてを感じて噛み締めて喜べた。最近は、少しずつすぎて気づきにくい。でもふと気づいた時に、とびきり嬉しい。

まだまだのびしろ。
のびしろだらけやで。

母ちゃん「このままでいいよ」とは決して言わないぜ。あなたの成長に期待しているよ。

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