この優しい言葉は、様々な景色を見て、やってきた。反論や糾弾にイエスともノーとも言わず、ただ在るとして認識した。
優しい言葉は、轍をわざわざ見せつけない。「ところでさ」と、私の後ろに立って、更に奥の視線を寄越さないようにする。
けれども、私は背後に立たれるのが一等苦手なのだ。
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