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【傍聴歓迎】次回のヤジ排除裁判は4月3日

 次回の裁判期日が迫ってきています。

 道警ヤジ排除問題については、刑事事件としては「不起訴」という決定が出たため、刑事裁判はとりあえず開かれないことになりましたが(不服申立てのための手続き中)、民事裁判として、北海道(警察)に対して損害賠償を求める国家賠償請求訴訟は、粛々と進んでいます。

 この事件は、まだ何も終わっていないのです。

次回の裁判期日について

 現在、原告となっているのは、「アベやめろ」と叫んで速攻で排除された大杉と、「増税反対」と叫んで排除され、延々とつきまとわれた桃井の2名。今後は、それら二件を合わせて(併合して)審理が進められる事になりました。次回は第二回目です。


 裁判期日は、2020年4月3日14時から、札幌地方裁判所にて。

 札幌地裁の住所:札幌市中央区大通西11丁目
  (地下鉄東西線西11丁目駅から北方向へ徒歩3分)


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(地図は地裁HPより拝借)


 今回は、二人目の原告である桃井が、訴訟に至る事情や背景を語る意見陳述、そして、道警側が排除に関する言い分(法的正当性)を提出していますので、その内容の確認になると思います。裁判自体は一時間もかかりません。

 現在、コロナの影響で裁判の傍聴席数自体が減らされる傾向にあるようです(3人がけの席に1人、など)。そのため、傍聴希望者が抽選になる可能性がありますので、裁判が始まる40~50分ほど前に来ていると安心です。

 もしも裁判前の抽選で外れてしまった場合、先に報告集会の会場(後述)に移動して、そこで待機していただいて構いません(会場は先に開いています)。

傍聴を歓迎します

 「裁判の傍聴」というと、なにやらおごそかなイメージで、気軽に行く気が起きないかも知れませんが、気軽に来てください。むしろ、「社会科見学」ぐらいのノリで来てもらって構いません。もちろん、お金もかかりませんし、サインも身分証も要りません。

 多くの人が法廷に詰めかけることが、この問題に対する関心の強さを、裁判官に対して示すことにつながります。


報告集会もやります

 裁判の内容自体は、決してわかりやすいものとは限りません。

 しかし、裁判の直後に、すぐ近くの北海道高等学校教職員センター4Fにて、弁護団・当事者による報告集会が開かれます。ここでは、弁護士や当事者によって、この日の裁判の内容の確認、解説が行われます。今回は、動画やパワーポイント資料なども使用して、弁護士が詳しい解説を行う予定です。メディア関係者のための記者会見も兼ねているので、けっこう興味深い雰囲気ですよ。傍聴に参加した方は(傍聴の抽選で漏れた方も)ぜひ報告集会に参加してください(裁判が終わった後に、そのままゾロゾロ流れていくので、ついていけば大丈夫です)


よろしくお願いします!



 ↓前回の期日の様子


(2021年12月25日追記)

ヤジ排除問題における当事者であり、原告である「藤根」(仮名)については、裁判の途中から、本名である「桃井」名を公表することとしたため、この記事内の「藤根」という表記もすべて「桃井」に変更しました。

ヤジポイの会はカンパ(寄付)を集めております。いただいたカンパは、この「ヤジ排除」の問題に取り組む際に使わせていただきます。民主主義を守るための闘いを支える、あたたかいご支援お待ちしております。