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灯台と霧笛

家から出れないと、じぶんがいかにいつも自由に動き回っていたかってことに気がつく。

マンガを描きに行ってたコルクのある渋谷でも、気晴らしにちょっと本屋覗いたり、ご飯屋さん行ったり、loftで文具みたりしていた。

人の気配があるところで、多勢の他人と無関心でいられるのが居心地がいいんだよな。

で、ずっとこういう風に同じところから自由に出られない状況って過去になかったのかな、と思って考えてたら「灯台守」の仕事がそういう感じじゃないかと思って調べてみた。

この記事が興味深かった。場所にもよるだろうけど大変そうだよね。

さらに僕は、灯台守っていうとレイブラッドベリの「霧笛」を思い出す。

あらすじ:霧笛は灯台の光が、霧で遠くまで届かない時に鳴らす寂しい音のするサイレン。灯台守の交代の日、ぼくはセンパイ灯台守のマクダンに「この灯台には霧笛を聞いて毎年この時期になると訪ねてくるものがある」と聞かされる。。。霧笛を聞いて訪れるものとは。。

最高だから未読の人は読んでみて!
やじまベスト小説トップ10に入ってる。
文庫:ウは宇宙船のウ【新版】 (創元SF文庫) レイ・ブラッドベリ

Kindle:太陽の黄金の林檎 レイ・ブラッドベリ


家にこもっているときにこういう小説を読んで、孤独な灯台守が鳴らす霧笛が、霧の中にいる船に届くところを想像するのもいいかもしれない。



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