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【エッセイ】退屈と空腹は似ている。

最近、トイレに入るときに
スマホを持ち込みたくなる
衝動に気がついた。

うんちのときはなおさら、
手持ち無沙汰になるから。

ちょっと退屈を感じると、
反射的になにか見たり、
読んだりしたくなってしまう。

あれ、前からそんなに
退屈してたっけ。

反応するから、
どんどん退屈に
敏感になるのかも知れない。

退屈しては、なんかして、
退屈のままいることがあんまりない。

そう思うと、退屈というのは
空腹に似ているのかもしれない。

ちょっと小腹が空くと、
手近なお菓子をパクパクと食べる。
食べやすし、そこそこ食べた気になる。
だけどお腹いっぱいにはならないから、
またつまんで食べる。

空腹に例えるんなら、
もしかしたらゆっくりと
咀嚼して食べるものがあれば、
腹もちがいいのかもしれない。

例えば本を読んだり、散歩したり、
自分で取りに行かないと
面白さを感じれないもの。

よく噛まないと飲み込めないものを
食べないと、
あごが弱くなるんじゃないか、
とも思える。

それに、
ずっと何かを食べ続けているのは、
胃が休まらなくて、
睡眠の質も悪くなる。

食べない時間を作って、
内臓を休めないといけない。

脳みそも目も内臓なんだよな。


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2/4の日記。

朝奥さんの作った
シナモンロールを2つ食べる。

書店さん2店舗にポップを
持っていくのでヒゲを剃る。
思えばこのブラウンの電動ひげ剃りは
営業マンのときに買ったので
8年くらい使っている。

最初、神保町のにゃんこ堂さんに向かう。
神保町に降りる。

A3出口からすぐ、
交差点を渡ったところにある、
「ザ・街の書店」といった
佇まい。
だけれども中に入ると
猫の本だけで棚が構成
されていて猫専門店だと
感じられる。

入ってすぐのレジに女性が
いて、その方にポップを渡す。
聞いております、と簡単な挨拶。

しばらく店内をうろついていると
主人がいらっしゃる。
セロテープを丸めて
ポップをスタンドにつけてくれる。
それを写真に撮る。

ちくまの「猫の民話」と
展示されてる版画家さんの
4センチ四方の版画を買って
店をでる。

日比谷線で日比谷にゆく。

日比谷シャンテの中にある、
日比谷コテージにご挨拶。

くまちゃんの同人誌を描いてる頃から
応援してくれている、
ぱんさん(もちろん活動名)と
「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと」
の著者であり店長でもある
花田さんを紹介してもらう。
ネットでは顔見知りで、
イベントには一方的に
行って見ていた。
コミック担当の方にもご紹介いただく。

サイン本5冊とぱんさんへの
サインを描いて、
展示してもらった
様子を写真に撮る。

店内はCDやお菓子もあったり、
少しだけビレッジヴァンガード感も
ある。

地下にあったリンガーハットで
ミニかた焼きそばを食べる。
先払い制で、着席してから
チケットを渡す。

水が来ない、というおばさんが
何度も水を頼んでいた。

餃子の方、と店員さんが
店内を探していた。

その後コルクにゆく。

佐渡島さんに、モヤモヤしていたことを
話して解決?する。

ネームが全然描けず、
羽賀さんとふむさんに相談する。
結局まだ出来ていないけど、
4月から連載なので、
そろそろやばい。

夕方に奥さんの作った
サバの味噌汁を持ってきたのを飲み
おにぎりを食べる。

9時頃帰る。

健康のためと買ったマヌカハニーを
一匙なめて、
小さなデスクライトで
少し本を読んでから寝る。

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