見出し画像

日本語支援員のお仕事

明日から松山市内の小学校で日本語支援のお仕事が再開します!!体調不良で休職して1年、担当の児童は6年生になりました。思えば昨年の春、まだ中国から来日したばかりの彼は日本語が全く理解できず、担任の先生が喋る内容を中国語で伝えるのは簡単ではありませんでした。大連出身の彼は発音に敏感で、少しでも中国語の発音を間違えると、「聞き取れない!!!」と言ってイライラさせてしまったもんです(笑)

夏休みまで彼を担当していた支援員の方が言うには、テストも100点満点に近い点数を取れるようになったし、日本語も見違えるほど上手になったとの事。支援もオール日本語で行っているのだそうです。

テストも満点に近い??

ということは、日本語をほぼ理解できているのでしょう。だってテストの問題用紙は日本語だし、答えも日本語で記入するじゃないですか?ただ授業中は、先生が喋る内容が長すぎると理解に苦しむようです。確かに私が中国語を学ぶときもそうかもしれません。聞き取りは得意だけど、ニュースのようにツラツラと長文で喋られると理解できなくなります。うんうん、納得!!

前置きが長くなりましたが、ここで日本語支援員のお仕事について紹介したいと思います。

出勤

小学校の先生の朝は早いですが、支援員は校門に立って挨拶運動をしなくても良いので1時間目が始まるギリギリの時間に教室に入ります。明日は8:30に教室に入れば良いと連絡がありました。

授業中

担当児童の隣りに座り一緒に授業を聞き、理解ができない部分を中国語または、嚙み砕いた日本語で通訳をする。テストのときも同じで、日本語の文章が理解できない場合はサポートをします。

休み時間

支援員にとっても休み時間です。クラス内の児童がお喋りに来てくれることもしばしば。「先生、昨日魚釣りに行ってきたよ~」とか、「先生、外を見てみて!変な形の雲があるよ~」とか。普段子どもと接する機会が少ない私にとって、楽しく癒される時間になっています(^^)

4時間目が終わったら勤務終了

私の支援時間は午前中のみです。昨年は職員室で給食を食べて帰っていました(満喫)♪もちろん給食費を払う必要がありますよ!久しぶりに食べる給食は懐かしく、味も素朴というか子どもの体に気を遣ったおかずなんだなぁと栄養士さんに感謝しながらいただきました。今回も良い機会だし、また給食を食べて帰ろうと思っています。

お時給

これは都道府県によって違いがあるかもしれませんが、私が住んでいる愛媛県では時給1000円です。

どうやって支援員になったの?

私の場合、まつやま国際交流センターでのイベントや、中国人インバウンド向けの観光ガイド講座に積極的に参加したり、県国際交流協会主催の中国サロンにも通っていたため、中国語に関しては県や市とつかず離れずだったように思います。今回の中国語支援員の情報は観光ガイド講座、すなわち松山市から情報を頂きました。

学歴って必要なんじゃない?

私の最終学歴は高卒です。今現在最大の後悔といえば「なんで大学に行かなかったんだろう・・・」です(笑)でもですね、何かに一生懸命取り組み、これだけは絶対に誰にも負けないという武器を持っておけば、誰かに見つけてもらえるチャンスはあるかもしれません。誰かに見つけてもらうためには良き出会いを大切にすること。最終的に行きつくのは「人との繋がり」なのかもしれません。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?