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一からキッチンを作る⑧壁のモルタル仕上げ

夫婦でPodcast「ヤイヤイラジオ」を配信しているいっぷくです。
古民家のDIY作業、
壁づくりが続いています。

前回は壁に石膏ボードを張った作業を
紹介しました。

https://note.com/preview/nafd59f4eef53?prev_access_key=8bcd739178bf4eefa69e51eb032b2e90

今回は同じ壁でも下のほう…
コンクリートの土台と石膏ボードの間にある
モルタル部分の仕上げについて紹介します。


モルタル仕上げって?

専務からもらった図案をここで紹介します。


ほ、本格的…!


詳細図

こちらの図、知人の大工仕事されている人に
お見せしたところ
ものすごく丁寧に書いてもらっていると
太鼓判!

わかる人には専務夫妻の意図が、
すべて見て取れる虎の巻。
しかし、当時の私には
ちんぷんかんぷんでした。

そうだった、ここから始めたんだっけなぁ…。

気を取り直して、見ていただきたいのは
壁の部分。

「モルタル金鏝仕上げ」
「合板+モルタル塗り」
という文字が見えます。

さらに上部を見ると
「見切り」と「石膏ボード」の文字。

つまり、前回張った石膏ボードの下の部分は
モルタル塗装で仕上げるという指令です!

現在、石膏ボードの下は型枠にするために
コンパネを貼っています。
詳細はこちらの記事で。

一からキッチンをつくる③セメントの型枠作り|いっぷく@ヤイヤイラジオ|note


そのコンパネの部分にモルタル塗装を施し、
表面をきれいに仕上げるのが
今回のミッションです。


まずはラス網を張る


つるつるした表面のコンパネには
モルタルがうまくつきません。

そこで、ひっかかりをつくるために
ラス網を張ります。

「ラス網」とは、
モルタル下地で使用する金網のこと。

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簡単な金網になっています

これはタッカーで止めるだけなので簡単!

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タッカー大活躍!
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ホチキスのように止めて固定します
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左側にホチキスの芯のようなものが見えますね


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ぐるりと一周貼り終えました


見切りを入れる

次は見切りです。先ほど紹介した
図面を見ても
石膏ボードの面とモルタルの面の間に
見切りの文字があります。

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見切りに使う木材

見切りとは仕上げが切れる部分のこと。
石膏ボードの面とモルタルの面の境目に
見切りを入れて区切りにします。

今になって思うけど、
この見切りがあるだけで、
仕上がりが、とてもきれいです。

いろんな内装を見るたびに
見切りの良さを感じています。

細い木材ひとつ、あるだけなのに!

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見切りにはステインで塗装をしておきます

見切りにステイン塗装をして
ビスで止めます。

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ビスで固定
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上から見た図
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見切りを入れる前のコンパネの部分

段差ができてしまったコンパネと
石膏ボードの境目も、
見切りを入れればきれいに整います。

ブラボー!

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段差が隠れました!

いよいよ次は
モルタル塗装!

今回はここまでにします。
お付き合いありがとうございました。

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