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一からキッチンをつくる③セメントの型枠作り

夫婦でPodcast「ヤイヤイラジオ」を配信しているいっぷくです。

2021年2月に古民家に引っ越した私たち。
畳の和室を土間キッチンにすべく
専門知識ゼロの状態から、DIYに取りかかりました!

今回はコンクリートを打つための型枠作りのお話です。


型枠とは?


畳を使っていた和室の床を解体した私たち。

この大引や根太も撤去!

土間にするためには、コンクリートを入れる必要があります。

コンクリートは、砂利と砂、セメント、水を混ぜて作ったもの。

セメントは種類がたくさんあるので、
詳細は省きますが、コンクリートの材料となるもので石灰石や粘土などから作られた
素材です。

ちなみにモルタルは
セメントと砂、水を混ぜたもの。

コンクリートは乾くと固まりますが、
水で練った状態のものはどろどろで流動性があります。


参考に…モルタルはこんな感じ

そのため、コンクリートを打つ場所に囲いを作って、コンクリートが流れ出ない用にするためのものが型枠です。


型枠は2種類で!

解体した和室は三方に壁があり、
床下部分は隣の部屋とつながっていました。

そのため、壁の基礎を土台に、
床下部分に木材を使って
簡易の壁のようなものを作ります。

オレンジ色の部分が型枠

一方、土間の廊下側は壁がないので
型枠の土台になるものがありません。

そこで、コンクリートブロックを積み上げて
壁になる部分を作ります。

完成図を先取り!


まずは木材で壁をつくる

床を解体した和室も、
床上の部分には、壁が残っています。

壁の基礎となる胴縁があるので、
胴縁に固定する形で合板を固定して
壁を作ります。

型枠の土台

一部の胴縁は傷んでいるので
新しい木材を追加、
ツラを合わせて壁が作れるようにします。

このころの私たちは水平や垂直をとる
大切さがよくわかっていなかったので
とにかく必要なサイズの板を、
胴縁にビスで固定していきました。

私はこれまでの人生で型枠を見たことも
聞いたこともありません。

完成図がイメージできないまま行う作業…
とにかく、コンクリートが流れでなければ
大丈夫なはず!

型枠に使ったのは、表面がつるつるしたコンパネです。それが、後からひとつの作業を増やすことになるのですが、このときはまったく気づいていませんでした…。

つるつるのコンパネ

なんとか床上の壁を下方へ伸ばすようなイメージで型枠を完成させた私たちでしたが

実際に専務に見てもらったとき
水平や垂直を手直ししてもらったことは
配信でお話したとおり。


垂直の確認!

今では、うまやん、
しっかり水平垂直を確認することを
欠かしません。

土台の木材には防腐剤を塗っておきます。

とにかく塗り込むのです
使った防腐剤

木材で三方の型枠を作ったら
次は土間の廊下側、何もないところに
コンクリートブロックで型枠を作ります!

これも初めてづくしの
大変な作業でした~(笑)
そちらの話は、また別の記事で!

お楽しみに~

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