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沖縄なう

沖縄県立博物館・美術館で開催している、現代アーティスト照屋勇賢の個展『オキナワ・ヘヴィー・ポップ』を見てきました。

大きく5室に分かれた構成で、どの部屋も異なった形式・傾向の作品が詰まっているため、作風の幅広さや作家としての経歴の厚みが感じられます。

展示を見終わってみた時にヘヴィー・ポップというタイトルがとてもしっくりくる、鮮やかでスマート、なのに重みのある作品ばかりでした。

下の写真は、今回の展示のために用意されただろう第1室の作品「missing(for sale)」(2023年)の一部です。

開け放たれた展示ケース
値札の付けられた戦争遺物
手を伸ばせば盗れてしまう「歴史」


沖縄戦で戦死した日本人の数「18万8136人」

(記事カバー写真:照屋勇賢「コーラス」(2022年)の一部)


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