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日記:SKY-HI「THE DEBUT」を聞いてから、デビュー曲の「RULE」を聞く
SKY-HIの2022年新譜『THE DEBUT』を買ったので聞いてます。
2021年に出た『八面六臂』が新たな家族ができたこと(BMSGとBE:FIRSTの立ち上げ)に対するハッピーオーラ全開だったのに比べると、大分地に足着いてる感じがします。
お隣さん
アルバム表題曲にもなってる「The Debut」。この曲の後半の
お隣さん ごめんなさい
お隣さん マジごめんなさい
っていうリリックの異様さにびっくりしたけど、
本来のメジャーデビュー曲「RULE」(2013年『愛ブルーム/RULE』の両A面)の中で歌っている
奪い合い 息苦しい界隈
隣の人気遣う余裕もないかい?
に対する本人なりのアンサーかと思うと納得。
潰し合うばかりの業界を嫌だと嘆きつつ、でもなんの答えも見えていなかった「RULE」。
からの、
自分が救われることよりも10年前の自分と同じ境遇の青年たちを救うことを優先する、そしてその結果自分も救われる
っていうストーリーは「RULE」を聞いていたこっち側としてもまったく想像してなかったです。
胸熱。
それとメジャーデビューアルバム(シングルではなく)の方の表題曲「トリックスター」では
青く光るとなりの芝生 雑草すら刈り取れないまま時を刻む
と、焦燥感のなか隣の芝生の青さを羨んでいたわけで。
「The Debut」の”お隣さん”は10年前の自分のことでもあるのかなとか思ったり。
しかし「お隣さん、俺幸せそうすぎてごめんなさい。隣の芝生は青く見えるっていうけど俺の芝生はまじで青いんです」ってすごい煽りスキル高いな…と思ったけど、「幸せそうに見えるっていうなら思い切って”こっち側”に来てみなよ」ってことなんでしょう。
いつでも大丈夫 鍵かけない
来年はメジャーデビュー10周年だしアリーナ公演も決まったしで、何をやってくれるのか今から楽しみ。
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